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ニッカ

安いウイスキーといえばコレ!の「ブラックニッカ クリアブレンド」を飲んだ正直な感想

2014年12月16日

今日紹介するのは、髭おじさんでお馴染の「ブラックニッカ クリアブレンド」です。

少し前まで敬遠してきたウイスキーですが、本来ならばこのブログに真っ先に登場するべきウイスキー。「ブラックニッカ クリアブレンド」は価格にして¥800を少し切るというすごいウイスキーです。

この価格帯であれば「サントリーレッド」やキリンの「ボストンクラブ」などがライバルに当たりますが、やはりこの3つの中では抜群に人気があるような気がします。

さらに絶対王者の「サントリー角」、個性派ウイスキー「富士山麓」が設定している、1,000円ちょいという価格帯は、安いスコッチも多数存在するため、まさに激戦区です。

少し考えただけでも「ジョニーウォーカーレッド」、「バランタイン ファイネスト」、「ティーチャーズ ハイランドクリーム」、「カティサーク」、「デュワーズ ホワイトラベル」などなど、人気どころが目白押し。少し視野を広げると、「ジムビーム」など、安いバーボンもあります。

この激戦区を避け、あえて¥800という価格帯で圧勝するということを考えると、あらかじめ¥800という価格設定ありきでこのウイスキーがつくられたということなんでしょう。小売り価格¥800という縛りの中でギリギリまで良いものを作ってくる・・そんな姿勢が垣間見えて好感が持てます。

前置きが長くなりましたが、さて味わいは。

ブラックニッカ クリアブレンド 味の評価

ラベルには「ノンピートでクセのない味わいを」とあります。色はきれいな琥珀色。瓶を手に持っているだけでテンションが上がります。

味わいですが、結論から言うと、ストレートで飲むとやはり人工的なアルコールの感じが少しあります。まあ価格から言って仕方のないレベル。

飲み方はやはりロックか、思い切って水割りにするのが吉だと思います。

味も「クセのない」とある通り、スッと消えていく中に、仄かな甘み・旨味を感じる、そんなウイスキーです。ただ、酔いが回るとあまり気になりません。

始めの一杯として、または酔いが回ってなんでもいい時に心強い、そんなやつです。

一度ハイボールにしてみたのですが、個人的には、あまりハマりませんでした。ハイボールはやはり角が良かった気がします。

もっと詳しく

ブラックニッカ クリアブレンドの評価

結論として「ブラックニッカ クリアブレンド」はウイスキーをある程度飲みなれた時点で飲むのはいいと思いますが、全く飲んだことのない人には、お勧め出来ない一品です。

これを「ウイスキー」として飲むと、ウイスキー自体「そんなにいいものじゃないな」と思ってしまう可能性がなきにしもあらず。

最初はある程度旨いいウイスキー(予算があればサントリーの山崎やバランタイン17年がいいですが、¥2,000程度のデュワーズ12年などでも十分美味しいです)を飲んでウイスキーの良さを知ってから色々試すのがいいと思います。

私の場合はそれが竹鶴21年でした。当時はウイスキーを全く飲んだことがなかったので、味は分からなかったのですが、とにかく「旨い」という印象を受け、そこからウイスキーにハマっていった次第です。

ただ、やはりこの値段は魅力的ではあります。この価格帯のウイスキーは「サントリーレッド」や「」がありますが、それらの中なら迷わずブラックニッカ クリアブレンドを選びます。

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ともぞう

ウイスキー初心者のアラフォー会社員です。ほかに「Chrome通信」や「OLD ROOKIE」などを運用しています。

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