バーボンのベストセラー「ジムビーム ホワイトラベル」を試してみました。世界売上No.1のバーボンです。
ちなみに「ジンビーム」とも呼ばれがちですが正式名称は「ジムビーム」。
ジムビーム ホワイトラベルを選んだ理由は、ローラのCMで美味そうに見えたからというもの。
普段はバーボンはあまり自分で選ぶことはなく、スコッチかジャパニーズウイスキーを選ぶのですが、なぜかこのとき、急にバーボンが心に来ました。急(Q)にバーボン(B)が来た(K)、つまりQBKの完成です。
ジムビーム ならわし
「ジムビーム ホワイトラベル」はバーボンの聖地、アメリカのケンタッキー州で製造されているバーボンのブランドです。ケンタッキーの名物は?と聞かれてバーボンと答える男になりたいものよ。
ジムビーム社は200年以上の歴史を持つ老舗のバーボン蒸留所で、ホワイトラベルは同社の代表的な商品の1つです。
ホワイトラベルは最低4年以上熟成させたバーボンで、ジムビーム社が使用する自社製造の白樺樽で熟成させます。そのため、バニラやカラメル、トーストなどの甘い香りや味わいが特徴で、スムーズでまろやかな口当たりがあります。
またホワイトラベルはカクテルベースとしても人気があり、ブランデーなど他の蒸留酒とのブレンドに使用されることもあります。
ジムビーム ホワイトラベル 香りと味わい
バーボンといえば、バナナのごとし濃厚な香りが特徴ですが、ジムビーム ホワイトラベルをビンの口から香ったところ、バナナというよりは洋梨、プラム、時々桃、あるいはピーチの香り。
バーボンっぽさは控えめで、爽やかで酸味のある味を予感させます。
グラスに注いだならば、香りはアルコール感と軽ろやかなウイスキーの香りと共に、ややヨードっぽい感じも。
ジムビーム ストレートで
早速ストレートで飲むと、結構な刺激。ビリリと喉を焦がしてきます。
この辺りはさすがバーボン。
安価な部類に入る「ジムビーム ホワイトラベル」ですが、意外とボディがしっかりしていて、後味はやや苦味を伴った味わいです。
味わいそのものは、何とも形容しがたい。そんなに「バーボン!」という感じはなく、やや塩っぽさを伴ったスコッチの味の中に、かすかにバーボンが香る、といった趣です。
ジムビーム 少し加水して
そんなジムビーム ホワイトラベルの味を見極めるべく、少し加水してトライ・アゲン。
味わいがグッとまろやかになり、飲みやすくなったものの、やはり塩っぽい。
私の記憶が錯乱しているとすれば、ややアイラウイスキーのフレーバーを持つ、不思議なバーボン。
よくよく味わうとやっぱりバーボンかなと思ったり、チョコレートっぽい甘みの後味を感じたり。
色々な顔を見せる、なかなか面白いバーボンです。それだけ奥行があるということか。
ジムビーム ホワイトラベル を飲んでみて
ジムビームはバーボンですが、バーボンらしさをとことん追求したという感じは受けず。また、そうであるがゆえ「バーボンはちょっと」という人にも比較的受け入れられやすいのではないかという感じはします。初心者でも飲みやすい、まろやかな味わいのバーボンウイスキーでした。
バーボン試してみようかな、という人にはブッカーズやメーカーズマークがおすすめですが、ある程度バーボンを飲みなれた人が飲むとまた違った楽しみ方があるかも知れません。
番外編 ジムビームを使ったカクテルレシピ集
ジムビームは、世界中で愛されるバーボンウイスキーです。その爽やかで飲みやすい味わいは、様々なカクテルのベースとして最適です。今回は、ジムビームを使った人気のカクテルレシピを5種類ご紹介します。
定番のジムビームハイボール
定番中の定番、ジムビームハイボールです。ソーダ水で割ることで、ジムビームの爽やかな香りが引き立ちます。レモンやライムを絞ることで、さらに爽快感がアップします。
- ジムビーム:45ml
- ソーダ水:適量
- レモン汁:少々
- 氷:適量
- グラスに氷をたっぷりと入れる。
- ジムビームを注ぎ、ソーダ水で割る。
- レモン汁を数滴絞り、軽くステアして完成。
レモンの代わりにライムを使っても美味しいです
ジムビームコーク
ジムビームとコーラの組み合わせはシンプルながらも絶品の組み合わせです。バーボン独特の風味とコーラの甘みが絶妙にマッチします。
- ジムビーム:45ml
- コーラ:適量
- 氷:適量
- グラスに氷を適量入れる。
- ジムビームを注ぎ、コーラで割る。
- 軽くステアして完成。
コーラはよく冷やしておくのがポイント。レモンやライムを絞って加えても風味が増します。
ジムビームミントジュレップ
ミントの爽やかさとジムビームの香りが絶妙に調和した、夏にぴったりのカクテルです。シュガーシロップの甘みがバーボンの風味を引き立てます。
- ジムビーム:45ml
- シュガーシロップ:15ml
- ミント:適量
- ソーダ水:適量
- 砕いた氷:適量
- グラスにミントの葉を入れ、マドラーなどで軽く叩いて香りを出す。
- シュガーシロップを加え、ミントと混ぜ合わせる。
- 砕いた氷をグラスにたっぷりと入れ、ジムビームを注ぐ。
- ソーダ水で割って、ミントの葉で飾って完成。
ミントは多めに入れると爽やかさが増します。シュガーシロップの量は好みで調整してください。
オリジナルカクテルを作ろう
ジムビームをオレンジジュースやグレープフルーツジュースで割ると、爽やかなカクテルに仕上がります。フルーツの甘酸っぱさが、バーボンの風味を柔らかくします。
また、ローズマリーやバジルなどのハーブを加えることで、風味豊かなカクテルを作ることができます。ハーブの香りが、バーボンの複雑な味わいを引き立てます。
ここで紹介したレシピはあくまで一例です。ジムビームは非常に汎用性の高いウイスキーなので、お好みの材料でオリジナルのカクテルを作ってみてください。