「スーパーニッカ」―誰もが一度は聞いたことがある定番のジャパニーズウイスキー。
今回は、そんなスーパーニッカを実際に飲んでみた率直な感想をご紹介します。
2,000円なら間違いなく竹鶴12年を選んでいたのですが、竹鶴12年はもうどこにも存在しない。
スーパーニッカ 味の評価
まずいつものように、おもむろにウイスキーを鼻に流し込んで、香りを確かめます。刺激は少なくややヨードっぽい香り。
次に、喉ごしを確かめるためグイッとグラスを傾ける→むせる→死にかける。ボデーはライトからミデアムといったところ。まろやかさは少なめ、酸味がありすっきりとした味わい。
色も若干薄め。味わってみるとまず若い。結構なアルコール感です。これはやや高めの価格帯と不釣り合いですね。これならG&Gの方がいいのでは?良くも悪くも「若い」ウイスキーの味。
スーパーニッカに少し加水
次にちょい水を足して確かめてみてごらん。
まろやかさがアップしましたが、アルコール感は消えません。加水したところで、あまり深みも感じることが出来ず・・・数日間寝かせると味わいにやや変化。
アルコール感が若干弱まり、同時にボディも、やや弱まったように感じます。
薄っぺらくなったというと、言い過ぎでしょうか?味わいは麦!といった感じになりました。ということで、この値段ならネガティブな評価にならざるを得ません。
スーパーニッカ 総括
ニッカには多大なる期待を持って接している分、やや不満。
悪くはないのですが、値段を軽々と超えるようなクオリティを持つ、という感じではありませんでした。値段とのバランスが、あまり取れていないように感じます。
そのようなことを考えながら次の一本「ハイニッカ」を買うのでありました。