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ニッカ

長年の販売の末に力尽きた「ニッカ G&G」を終売前に体験した話

2015年8月25日

今回ご紹介するのは「ニッカG&G」です。

以前は店頭では見かけなかったのですが、例のドラマの後取り扱いを開始されるという奥ゆかしいウイスキー。値段はや○やで¥1,900円ほどでした。

以前はこの価格帯なら数百円足して竹鶴12年一択でしたが、皮肉にも竹鶴の終売と共にG&Gを試す運びとなるのでした。

やや価格が高いのでハイニッカにしようかとも思いましたが、ブログのネタになるので飲んだことのないD&Gを選びました。こんにちは。ブロガーの鑑、ともぞうです。

「ニッカ Gold & Gold」の名前の由来ですが、GOLD & GOLDの下、左にPOT STILL、オン・ザ・ライトハンド・サイドにCOFFEY STILLと有ります。ポットスチルが生み出す黄金色のウイスキーとコーフィースチルが生み出す黄金色のウイスキーで金&金。

コーフィースチルはコーヒースチル、カフェスチルなどと呼ばれ、グレーンウイスキーを作る連続式蒸留器のことです。たぶん・・

ニッカ Gold & Gold 味の評価

香り、味わいともに穏やかな感じのウイスキーです。

ニッカらしいフロム・ザ・バレルのごとく、まっとうなウイスキーの味がするものです。

ややヨードの感じがしていますが、この辺りもニッカらしいですね。香りは強くありませんがいい感じです。強くない分何回も嗅いでしまいます。

味わいは形容が本当に難しいのですが、いつものニッカの味ですね。果実香などはあまり感じません。

また酸味も少なく、非常にマイルドでまろやかなウイスキーに仕上がっています。刺激は少なめ、ストレートでも普通にイケル味わいです。

華やかさなどはありませんが、控えめなよいウイスキーです。

ニッカ Gold & Gold

穏やかでまろやか、落ち着いた雰囲気のあるウイスキーでしたが数日経つと香りも開いてきて本来の味になった感じです。派手さはありませんが良質のウイスキー。そしてこの飽きのこない味わい。

飲みやすさも手伝ってつい飲みすぎてしまいます。価格がもう少し安ければ言うことはないのですが。決して高いわけではないですが、価格相応の味わいといったところでしょうか。

余談

G&Gの生産終了は、ウイスキーファンにとって大きな損失です。しかし、最後の最後までその魅力を堪能できたことは、私にとって貴重な経験となりました。この記事が、G&Gファンの方々や、これからウイスキーの世界を探求したい方々にとって、少しでも参考になれば幸いです。

他にも販売終了になるのは

  • ブラックニッカ8年
  • ザ・ブレンド
  • 鶴17年
  • モルトクラブ

モルトクラブ、8年はしょうがないといった感じもしますが、鶴17年は意外です。

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ともぞう

ウイスキー初心者のアラフォー会社員です。ほかに「Chrome通信」や「OLD ROOKIE」などを運用しています。

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