今回ご紹介するのは「ニッカG&G」です。
以前は店頭では見かけなかったのですが、例のドラマの後取り扱いを開始されるという奥ゆかしいウイスキー。値段はや○やで¥1,900円ほどでした。
以前はこの価格帯なら数百円足して竹鶴12年一択でしたが、皮肉にも竹鶴の終売と共にG&Gを試す運びとなるのでした。
やや価格が高いのでハイニッカにしようかとも思いましたが、ブログのネタになるので飲んだことのないD&Gを選びました。こんにちは。ブロガーの鑑、ともぞうです。
「ニッカ Gold & Gold」の名前の由来ですが、GOLD & GOLDの下、左にPOT STILL、オン・ザ・ライトハンド・サイドにCOFFEY STILLと有ります。ポットスチルが生み出す黄金色のウイスキーとコーフィースチルが生み出す黄金色のウイスキーで金&金。
コーフィースチルはコーヒースチル、カフェスチルなどと呼ばれ、グレーンウイスキーを作る連続式蒸留器のことです。たぶん・・
ニッカ Gold & Gold 味の評価
香り、味わいともに穏やかな感じのウイスキーです。
ニッカらしいフロム・ザ・バレルのごとく、まっとうなウイスキーの味がするものです。
ややヨードの感じがしていますが、この辺りもニッカらしいですね。香りは強くありませんがいい感じです。強くない分何回も嗅いでしまいます。
味わいは形容が本当に難しいのですが、いつものニッカの味ですね。果実香などはあまり感じません。
また酸味も少なく、非常にマイルドでまろやかなウイスキーに仕上がっています。刺激は少なめ、ストレートでも普通にイケル味わいです。
華やかさなどはありませんが、控えめなよいウイスキーです。
ニッカ Gold & Gold
穏やかでまろやか、落ち着いた雰囲気のあるウイスキーでしたが数日経つと香りも開いてきて本来の味になった感じです。派手さはありませんが良質のウイスキー。そしてこの飽きのこない味わい。
飲みやすさも手伝ってつい飲みすぎてしまいます。価格がもう少し安ければ言うことはないのですが。決して高いわけではないですが、価格相応の味わいといったところでしょうか。
余談
G&Gの生産終了は、ウイスキーファンにとって大きな損失です。しかし、最後の最後までその魅力を堪能できたことは、私にとって貴重な経験となりました。この記事が、G&Gファンの方々や、これからウイスキーの世界を探求したい方々にとって、少しでも参考になれば幸いです。
他にも販売終了になるのは
- ブラックニッカ8年
- ザ・ブレンド
- 鶴17年
- モルトクラブ
モルトクラブ、8年はしょうがないといった感じもしますが、鶴17年は意外です。