夢は左ピッチャーになることです。
ところでホッピーをご存知でしょうか?焼酎で割って飲むアレです。プリン体0、100ml当たり11kcalという点が不摂生だけどビールは辞めたくない人たち(主に私達おじさん)の心にジャストミート。
ちなみにビールは100mlで約40kcal。糖質はビール3.1g/100mlに対してホッピーは1.7gと約50%オフ。
同じ麦なら、ウイスキーと合わないこともないんじゃないかというわけでホッピーを買って「ブラックニッカ クリアブレンド」で割ってみました。
さしずめホッピーのウイスキー割り。
果たしてどのような味わいになるのでしょうか。今回は、そんな大胆な実験に挑戦し、新たな飲み方を発見しました。昭和レトロな雰囲気を楽しみながら、お酒好きのおやじの夢を叶える一杯をぜひご堪能ください。
結論から言うとキレが凄いペールエールみたいになりました。
ホッピーとブラックニッカ クリアブレンド
ブラックニッカ クリアブレンドを採用した最大の理由は手元にあったから。
今、手元にはメーカーズマークもありますが、味わい的にこっちの方がいいかな。
割る前にホッピーそのものをチビリと味わってみると、見た目は色の薄いビール、味わいは気の抜けたビールという感じです。
アルコールが0.8%ということですが、ノンアルコールビールともまた違った味わいです。単体で飲んでも美味しくはないのでやめておいた方が良いです。
ホッピーにブラックニッカ クリアブレンドを入れ申す!
ホッピーをブラックニッカ クリアブレンドで割ってみました。
いろいろ比率を試しましたが、案外ウイスキーの比率は少なめが吉。クリアブレンドを入れすぎると、味わいがクリアブレンドそのものとなり、ちょっときつい。また少しエグみが気になります。
ブラックニッカ クリアブレンドを少なめに入れますと、味わいはほとんど無くなってややアルコール感が増し、キレがすごいビールといったおもむきになりました。コクは感じませんでした。
ただでさえ薄めのアメリカビールの更に薄め、バド・ライトなどを彷彿とさせます。
泡立ちがいいので、海外のパブで飲むペールエールビールが如し。ブラインドテイスティングでペールエールですよ、と言えばバレない可能性も微レ存。
ブラックニッカ クリアは味わいが強めなので、合う・合わないの評価は難しい。あっさり目のデュワーズなどもしかしたら合うかも知れません。
アイラモルトで割ると意外と面白いかも知れませんね。
ホッピーをウイスキーで割ってみて
ホッピーにウイスキーを加えることで、深みのある味わいと、どこか懐かしい香りが生まれました。いつものホッピーとは一味違う、大人な一杯をぜひお試しください。この記事が、あなたのお酒選びのヒントになれば幸いです。