今回はハイランドモルトの佳酒、シングルモルトウイスキー「anCnocアンノック 12年」を試しました。初心者でも飲みやすいと評判のウイスキーです。
スコッチウイスキーの4大産地といえばハイランド、ローランド、スペイサイド、アイラ島です。
そんな中でのハイランドですが、更に細かく別れているようで、アンノックは東ハイランドにあるノックドゥ蒸留所にて生産されています。近くにある有名どころではアードモア、ロイヤルロッホナガーなどがある、ウイスキーの一大産地です。
まあそんなSEO対策は置いといて、SEO対策のための薀蓄をぶち込むならば、昔(1993以前)は「ノックドゥー(ノックデュー)」として販売していたそう。ノッカンドオなどと混同されてしまうがな!という事態が生じて改名。
なお、スコットランドで最も小さい蒸溜所ノックデューで、3度の閉鎖を経験したという。復活するということは、懐かしむ声が多かったことなのか。
anCnoc アンノック 第一印象
グラスに注いだならば、色は明らかに薄めですね。12年熟成してこの色合いということは、オーク樽熟成ではなさそうです。調べたところ
シェリー樽原酒とバーボン樽原酒の絶妙なブレンドがまろやかな味わいを生み出す
とのことでした。
anCnoc アンノックの味わい
アンノック 12年の味わいはとても軽やかで飲みやすい。蜂蜜やレモンの香りを思わせるフレッシュな香りとキレのあるフィニッシュが特徴的です。
どちらかと言えば甘めで、ピート臭はありません。比較的、日本人の口に合いやすいのではないかと思います。
またピート味がない分、ウイスキーに馴染みのない人にもとっつき易いと思います。
普段はブレンドを飲んでいるけれども「シングルモルトに挑戦したい」という方におすすめの一本です。
アンノックのおすすめの飲み方
飲み方に関してですが、これだけの香りを持つウイスキーは、ストレートにちょい水を足して味わいたいところ。
ウイスキー全般に言えることですが、少し加水することで、香りがより開きます。
水を少し加えるだけで十分飲みやすいので、ロックはあまりおすすめしません。
anCnoc アンノックを飲んでみて
この素晴らしきウイスキー、アンノック 12年。ひとつだけ問題を挙げるとすれば、飲みやすいのでつい飲み過ぎてしまうことですね。
週末に飲むのをおすすめします。
悟りを開いちゃったせいで文章があっさりしてしまい、このウイスキーの良さがあまりも伝わってない気もしますが、心からおすすめ出来るウイスキーの一つです。