「好きになるか嫌いになるか」というキャッチコピーのシングルモルトラフロイグ 10年 。アイラ島産なのでアイラウイスキーとしても知られています。
言わずと知れたアイラ・ウイスキーの雄です。
アイラ・ウイスキーというのはスコットランドのアイラ島生まれのウイスキーで、その特異な土地柄が独特の味わいのウイスキーを産むことから、小さいながらウイスキーの一大産地になっています。
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日本では同じアイラ・ウイスキーであるボウモアとならんで人気を2分しています。
これは去年12月にもらったものですが、一口飲んだだけで、今まで封印していました。
何故なら、苦手な味だったから!
これは、とにかくすごいです。
一般的にピート臭といわれる煙の香と磯の香がこれでもか、という感じで主張してきます。
その強烈すぎる香から、正露丸の匂いに例えられることもあります。
ラフロイグを始めて飲んだら、こんな個性のウイスキーがあるなんて、と驚くこと請け合い。
この強烈な個性ゆえ、好みがハッキリ分かれると言われています。
昨日はどういうわけか、封印していたラフロイグを開けようという気分になって、久しぶりに飲んでみました。まず、ストレートで軽く一杯。
ラフロイグ 10年 味の評価
匂いは変化してませんでしたが、ウン?よく味わうと口当たりはなめらか、ストレートでもアルコールの、キー!とくる感じはありません。
どちらかというと優しい感じの味わい。さらにまろやかな感じがします・・・
これはウマイ!!
う~ん、この変化は一体どうゆうことなのか。
まさか開けてからしばらく経ったので、味が落ち着いたとでもいうのか。もしかして、ウイスキーの味が多少は分かるようになったのか。
まあそんなことはどうでもいいのですが、このウイスキーをおいしいと感じられるのは、嬉しい変化です。
味が強烈で好みに合わないかも知れないので、飲んだことがない人は、ハーフボトルが手軽でいいかもしれません。
ラフロイグ 10年 まとめ
機会があればバーで飲むのもいいですね。またボウモア 12年の方が少し穏やかで、ラフロイグ 10年はシャープな印象。初めての人は、ボウモアの方がいいかも。ぜひ一度挑戦してみてください。
アイラ・ウイスキーに乾杯!