キリンウイスキーのロングセラー「ロバートブラウン」です。
1974年、キリンビール社の国産ウイスキー第一弾として発売、当時の合弁企業であったシーグラム社の世界的な原酒ネットワークと富士御殿場蒸溜所の製造技術を駆使した、革新的なウイスキー。ウイスキー本来の調和した香りとまろやかな口当たりを実現したウイスキーです。
というかなり歴史のあるウイスキー。昨日まで完全に黙殺していたのですが、異常に気になりだして衝動のままに「やまや」へ・・・
ロックが久しぶりに飲みたくなって手元にある「バランタイン ファイネスト」を飲んでいたのですが、もう少し甘い感じのものをと思って探していたところ浮かんできたのがこれ。
ウイスキー本来の<甘さ>が特徴のウイスキー。熟成がもたらすバニラを想わせる心地好い甘い香り フルーティな熟成香とホームページにはあります。
別ソースでは
富士伏流水をマザーウォーターとし、富士御殿場蒸溜所の厳選されたモルトをブレンド。スムーズな口当りにフルーツのよう甘さとスモーキーフレーバーが絶妙に調和します。
とあります。これはかなり期待値があがります。
ロバートブラウン 味の評価
そしてゴクリ。むむむ?また一口。むむむ?(10回繰り返し)
かなり甘い!
それはいいのですが、これはバーボンかい?と思ってしまうほどのバーボンの香り。
熟成にバーボンの樽を使っているのでしょうが、ここまでバーボンの香がするのも少し珍しいです。まろやかでミディアムボディな味わいですが、やはりバーボンの香りがする。
おだやかなスコッチ、いうなればジョニーウォーカー ブラックラベルみたいな感じを勝手に想像していましたので、虚をつかれ驚きましたが、バーボンが好きな人はありかも。
ただ¥1,300でこの味は、かなりレベルが高いと思います。
完成度的には同じくらいの値段のオール・モルトより上かな。まだ1日目なので、味が小慣れてくるともう少し違った味わいになるかも知れません。
ウイスキーにおいてはサントリー・ニッカ(アサヒですけど)に出遅れている感があるキリンですが、富士山麓といい、好いウイスキーを出しています。これが無くなったら次はエンブレムを飲もうと決めています。