ハイボール好きのあなたへ。炭酸の爽快感とウイスキーの芳醇な香りがたまらない一杯ですが、実はグラス選びで味が大きく変わるってご存知ですか?
この記事では、なぜハイボールにはデカいグラスがおすすめなのか、その理由を詳しく解説します。
グラスを変えるだけで、いつものハイボールがもっと美味しくなるかも!?
ぜひ最後まで読んで、あなただけの最高のハイボールを見つけてください。
ハイボールにはタンブラー!
今まではハイボール専用のグラスはなく、適当にグラスを選んでいました。
底の部分がすぼまったビア・グラスや、でかいワイングラスを使っていたのですが、何となくいい感じのタンブラーをヨークベニ○で発見したので買ってみました。
ちなみに、タンブラーとは寸胴のグラスを指します。
結構大ぶりですが、ハイボールに使う氷も大きい方が溶けにくく薄まりにくいので、大きな氷が入れられる大きめのタンブラー・グラスがオススメです。
何故タンブラーが良いかと申しますと、最初に注ぐウイスキーの量とその後に注ぐ割り材(炭酸水やトニックウォーター)との比率が分かりやすく、濃さの調整がしやすいからです。
底が広いワイングラスや底が狭いビアグラスは比率が分かりづらい。
ハイボールをつくるときのウイスキーの比率と注ぎ方について
ハイボールをつくるときは、出来れば事前にグラスを冷やしておきます。
冷凍庫に入れておくのがいいですが、面倒な時は氷水を入れて冷やしたのち、中身を捨てたらよろし。
いざ作ります。
まず氷を目一杯、グラスに入れます。このとき、勢いよく氷を入れるとグラスが割れることがあるので注意してください。
ウイスキーと割り材の比率はそれぞれ好みがあると思いますが、タンブラーに氷を入れてからウイスキーを注ぐ時、まず少なめにウイスキーを入れて10秒ほど待ちます。
割材としては強炭酸水(レモン)が個人的におすすめです
これはウイスキーが氷を伝ってゆっくりと底に到達するため、目分量できっちり入れてしまうと、思ったよりウイスキーが多くなってしまうからです。
氷を入れたタンブラーにウイスキーを注ぐとまずグラスの底にウイスキーが溜まり、その数秒後に水位がククっと上がります。これが氷の表面を通って時間差で到達するウイスキーです。
ウイスキーを入れたらマドラーでかき混ぜてウイスキーを冷やし、そのマドラーに沿わせるようにゆっくりと割り材を注ぎ、縦に軽くステア。
お好みでライムやレモンを絞ると美味しいハイボールの完成です。
ハイボールに使っている道具
ついでに、ハイボールを飲むときに使っている小物を紹介します。
アイスペール
ハイボールは氷を小さくしている分、氷が溶けるのはやむを得ず。そこでアイスペールに氷を用意しています。
買ったものは思ったよりも大きく嵩張っており、もう少し小さいものにしておけばよかったという気持ちになっています。
飲みかけのシャンパンを冷やすのにも使えるという点ではいいかも知れません。
アイストング
普通のトングは氷をつかむギザギザがないので氷を落とすことがありますが、グラスに大きい氷を勢いよく入れると割れてしまうことがあります。氷はアイストングでそっと確実に入れるべし。
マドラー
続いてマドラー(=かき混ぜ棒)です。
ハイボールを作る際は炭酸が逃げないよう、底の方からゆっくりとマドラーを抜くように1~2回縦にステアします。デカイタンブラーの場合はスプーンだと長さが足りず、菜箸だと気分が出ない。
有名な柳宗理 マドラーを2本買いましたが、柄が長いので背の高いグラスでも問題なし。
このマドラーくらい太い方が炭酸水などを注ぐときにやりやすいのでお勧めです。
マドラーの使い方ですが、ウイスキーを注ぐ前にグラスにマドラーを指しておきます。ウイスキーを注いだら、しばらく混ぜます。ウイスキーを冷やしたら、マドラーをツタらせる感じで炭酸水を注ぎます。勢いよく注いだり、混ぜたりすると炭酸水のガスが抜けるので、ゆっくりと注ぎ、注ぎ終えたらマドラーをすっと上に抜くだけでOK。冷やした炭酸水を入れると、ウイスキーが上に浮き上がってくるので、これだけでよいのです。
珪藻土コースター
最後は珪藻土コースター。
やはりハイボールなのでグラスは水滴だらけになります。
水滴を吸ってくれる珪藻土コースターなら、コースターがグラスに付くというストレスから魂が解放されます。
珪藻土コースターのお手入れ方法
珪藻土コースターは水滴を吸うので使っているうちに黒ずんだりシミになったりします。そんなときは紙やすりでこすると元通り、驚きの白さになります。
紙やすりはホームセンターで手に入ります。紙やすりの番手は数字が小さいほど荒く大きいほど細かい。1000番手と320番手を試したのですが、320番でも傷つくことなくキレイになりました。1000番手は時間がかかるので、320番が宜しいです。おすすめはこれです。
紙やすりは、小分けにしてクリップや輪ゴムでまとめておくと便利なのですが、はさみで切ると刃が痛むので、100均のはさみや、カッターでナイフで裏を切るといいです。
あまりにも黒ずんでカビだらけになってしまった時は「泡ハイター」が効果的。泡ハイターをかけてしばらく放置したのち、やすりやスポンジでこすり汚れを落とします。その後はよく水洗いし(水につけておくのも○)、日陰でよく乾かしておきます。
ウイスキーのハイボールにはデカいグラスをおすすめする理由 まとめ
ハイボールをより美味しく楽しむためには、グラス選びが重要です。
デカいグラスを選ぶことで、氷が溶けにくくなり、長時間キンキンに冷えた状態を保てます。
また、飲み口が広いグラスは、炭酸の刺激が強く感じられ、爽快感がアップします。
ぜひ、この記事を参考に、あなたにぴったりのグラスを見つけて、最高のハイボールを味わってみてください。