世界的ベストセラー、定番中の定番バランタイン ファイネストです。
安いときだと、¥1,000を切るこのウイスキー。これも5本目くらいで、竹鶴12年と並ぶ、ベビーローテーションぶりです。この味わいの深さ・複雑さが特徴的なウイスキーは、かすかにスモーキーさもあり、まさにウイスキー!といった感じです。今までは、ストレートで味わうことが多かったのですが、暑い季節はロックもありか、ということで試してみました。
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バランタイン ファイネストをオン・ザ・ロック 味の評価
バランタイン ファイネストをロックにすると、そのトロリとした強い甘味とバナナのような香りが引き立ってきます。
後味は結構な辛口、かすかにスモーキーな感じも。
ちなみに、このウイスキーには「ラフロイグ 10年」が少し使われているので、このスモーキーさが出るようです。
そこで、これにラフロイグを1滴垂らしてみるのも、また一興。
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なるべく安くておいしいウイスキーを求め、¥1,000代のものはデュワーズ ホワイトラベル、カティサーク、ホワイトホース、角、フェイマスグラウスなど、まだ試した種類は少ないですが、今のところ好みでいうとバランタイン ファイネストです。が一番かな、という感じがします。
この独特の味わいが、時々無償に恋しくなります。味が複雑というか、飲むたびに新たな一面を発見出来る様な感じが、このウイスキーの魅力かもしれません。
ちなみに、ヨーロッパで飲まれるウイスキーのうち、三分の一はバランタイン ファイネストとのこと。まさにスコッチのスタンダード。ブレンデッドの例にもれず、バランタイン ファイネストも40種類以上のウイスキーを使用しているという。信じられない技術です。
その技術で味と価格のバランスをとる、ブレンデッド・ウイスキー。その奥深さを知るには、もってこいの逸品です。
ちなみに昔(戦後まもなく?)、バランタインと言えば超高級酒の代名詞で、高嶺の花だったとか。これが¥1,000で買える現代はなんだかんだ言ってもいい時代だと思います。
¥1,000代のスコッチはだロングジョン・ティーチャーズ ハイランドクリーム・インバー ハウスなどを順次試していく予定ですが、今のところ、このバランタイン ファイネスが暫定1位です。
ちなみに、皆さんご存知のとおり、「バランタイン 17年」は「ザ・スコッチ」の異名を持つ佳酒。いつか飲んでみたいものです。
総括:スタンダードとして知っておくべき味わい。
オススメ度: