カナダを代表するウイスキー「カナディアンクラブ 6年」です。
カナディアンクラブ 6年が入手困難なので、カナディアンクラブ(無印)の画像に差し替えています
アメリカの禁酒法時代に大きく躍進したこのウイスキー。
カクテルなどにも用いられている、カナダを代表するウイスキー。さてその味わいはどうなんだい、素晴らしいのかい?
カナディアンクラブ 味の評価
香りをかぐとメロウで甘い香り。メロウの意味は全く知りませんが、まあメロンみたいなもんです。シェリー樽を使っているせいか、少しシェリー系スコッチの香りもします。
味わってみる。ざっくりいって味わい自体はほぼバーボンですね。ピートなども全く無いので、ほぼアメリカウイスキーに近い感じです。
気候や原料が近いのか。色々理由があると思いますが、なんといっても一番多の理由はカナダにとってアメリカが魅力的な市場であることでしょうね。
そこで消費されることを念頭に入れるとアメリカ人好みの味わいにするのが妥当でしょう。
ただ若干、言われていればそうかなという違いはあります。
ひとつは書いたとおりシェリー樽熟成特有の甘さを感じるところ。また原料にライ麦などを使っているとあります。
「カナディアンウイスキー」を謳うには、原料の51%以上がライ麦である必要があるとか。そのあたりで微妙に味わいが違うのかもしれません。
ボディは「ライトでスムーズ」と言われますが、割としっかりしている印象。
クセは少なめなので、こういうところがカクテルなどに重用される理由ではないでしょうか。
名前の由来はホームページを見ると、アメリカの紳士の社交場「ジェントルメンズ・クラブ」で人気を博したから、とありますが、通常「ジェントルメンズ・クラブ」と言えばストリップ・バーのことです。
カナディアンクラブ総括
さて抜群の知名度を誇るカナディアン・ウイスキー。日本においては5大ウイスキー産地のひとつとして上げられているカナダですが、特別素敵なサムシングがあるかというとちょっと微妙。
バーボン好きな人なら試す価値ありですが、スコッチ党の人には無用です。悪いといってるわけでなく、好みの問題です。価格が安いところはそれなりに魅力的なのかも知れませんね。
カナディアンクラブ 6年が入手困難になっているので、通常版をご紹介しています。
I believe gold jewelry is a waste of a good conductor.