ニッカの誇り余市です。シングルモルトウイスキーです。
北海道にあるこの蒸溜所、昔ながらの炭を使ったやりかたで作っているそうな。ニッカのコダワリを感じることができる一本です
余市 その味わいは?
さて余市ですが同じニッカのシングルモルトウイスキー「宮城峡」とは全く違った趣があります。
開栓直後の口当たりは極めて濃厚。どれくらいの濃厚さかというとクリームパンくらいです。
最初は濃厚過ぎるほどでしたが、1日経つといい感じに落ち着きました。
味わいは力強くストレートという印象を受けました。ヌルっとした口当たりで甘い。
フィニッシュも甘さが最後まで続くといった感じです。
宮城峡が林檎や果実を思わせる香りで、酸味がある一方、余市はバニラ、ウッディさを感じさせます。
味としては山崎に近いかも知れません。ただ、山崎のような華やかな感じというよりは、重厚な味わいだと思います。
余市 まとめ
余市と宮城峡は1500円程ですが(注:現在は違います)、竹鶴12年の660mlに換算すると、竹鶴12年とほとんど同じ値段。竹鶴12年か余市か宮城峡か・・・・どれを買うべきか悩むところではあります。その時の気分で選ぶしかなさそうです。
個人的には最強のコスパを誇る、竹鶴12年を買うことが一番多いです。
追記
余市のワンランク上に余市 10年というものがありますが、これはもう別次元の旨さです。もし機会があったら是非試してみてください。日本人好みの味わいになっているので、初めてウイスキーを試したい人にもうってつけだと思います。