2級品のミイラのような干からびた相貌のともぞうです。
暑い季節にはロックやな、ロックはバーボンやな、ということで、久しぶりにバーボンをチョイス。
今回は少し奮発してバーボン「ワイルドターキー 8年を買いました。
スーパーなどにも売っている有名なバーボンです。1940年に爆誕して以降、80年に渡り人気を博しているものすごいウイスキーです。
サントリー角が1937生まれなので、それより少し後になります。
ワイルドターキーには8年以外には無印版、ライ麦版などがあります。
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ストレート、少し水足し、ロックにした感想をご紹介します。
ワイルドターキー8年とは
「ワイルドターキー 8年 (Wild Turkey 8 Year)」は、アメリカのケンタッキー州にあるワイルドターキーディスティラリーが製造販売するバーボン・ウイスキーの一種です。
ワイルドターキー8年は、75%のコーン、13%のライ麦、そして12%の麦芽を原料として使用しています。このウイスキーは、キャラメルやバニラのような甘い香りと、スパイシーでオーク樽由来の風味が特徴です。また、8年の熟成期間により、柔らかく滑らかな口当たりも魅力の一つです。
ワイルドターキー8年は、カクテルにも使われることが多く、特にマンハッタンやマティーニなどのカクテルにおいて人気があります。また、単体で飲んでも楽しめるウイスキーであり、ワイルドターキーのシリーズの中でも特にベーシックな商品として知られています。
ワイルドターキー 8年 ストレート
まずは香りを確かめます。
香りは酸味があり、やや梅っぽい感じがします。
ワイルドターキー8年のアルコール度数は50.5%なのですが、ストレートで飲んでもアルコールの感じはそこまで強くありません。
ビリビリとは来ますが、どこかマイルドです。
しかしながら、そこはやはりバーボンで口に含むと焦がした樽の香りがブワッと広がり、鼻を抜けていきます。
ストレートで飲んだ感じですと、バーボン特有のバナナっぽい甘さはほとんど感じません。
硬派だけど、マイルドさを備えたバーボンという趣です。クオリティは高いです。
ワイルドターキー 8年に少し水を加えてみます
少し加水するとかなり飲みやすく、角が取れた上質なバーボンという趣になりました。
少し水を加えただけで印象は随分と違ってきます。トロリとした甘さがあり、焦げた樽の心地よい香りのフィニッシュです。
ワイルドターキー 8年をロックで試す
バーボンといったらロック!ということで試したロック。やはり穏やかで優しい香りがします。また、アルコール感がかなり薄まります。
さらに、人工的なアルコール感は皆無と言って過言ではないレベルで、飲みやすい。マイルドさの中に甘い香りと少しの苦味。
同じくらいの価格のジャックダニエル ブラックが剛のバーボンなら、ワイルドターキー8年は柔のバーボンといった趣です。
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少し苦味が気になりましたが少し加水すると消えました。
ワイルドターキー 8年 まとめ
少し奮発して買ったバーボンですが、やはりワイルドターキーは期待を裏切りません。
ロックが美味しい季節、豪快にバーボンを煽るもよし、じっくりストレートで味わうもよし。
個人的にはメーカーズマークよりおすすめです。
ラベルをよく見ると、上辺がギザギザ。かつ、黒のノイズが入っています。なかなか手が込んでいて、ラベルはなんというか、キレイです。クリーンで高級感があります。まさにファイン。見ているだけでテンションが上がるボトルです。