アマゾンジャパン様、江崎グリコ様、サントリー様主催の「大人の琥珀セミナー」に参加して参りました。「大人の琥珀」はウイスキーに合うように開発された特別なポッキーです。
元々甘すぎないチョコレートとウイスキーと同じ原材料のプレッツェル部分から出来ているポッキーとウイスキーの相性はよく、1950年代の「ポッキー・オン・ザ・ロック」というキャンペーンの成功もあり、「ウイスキーのつまみといえばポッキー」という時代を築いたそう。
今までは考えたことがありませんでしたが、そう聞くとポッキーとウイスキーが合うのも納得です。
大人の琥珀セミナー会場へ潜入
電車で会場へ。「図書館でなるべく難しそうなタイトルの本を借りて読むふりでもすればよかったな」などと考えているうちに到着。受付をすませ着席するとそこにはウイスキーが。

知多、マッカラン、カネマラ、メーカーズマーク。知多は先日紹介した発売したてのウイスキー。グレーンを瓶詰めした意欲的な一本です。
参考記事:知多発売
マッカランは有名なシングルモルトでお馴染みの方も多いと思います。カネマラはアイルランドウイスキーでメーカーズマークはバーボンです。
ウイスキーのテイスティングメモ
ウイスキーとポッキーとのマリアージュを体験という趣旨のイベントですが、まずウイスキーをテイスティングすることに。
サントリー 知多
色はかなり薄め。
香りは優しく弱め。と思っていましたが30分、40分と時間が経つにつれ、香りが開くというか、果実のような香りが広がる華やかな感じになってきました。香りが開くのに少し時間が必要だったということでしょう。
家で飲むときはグラスに入れたまま放置することがまずないのでこれは新たな発見です。
味わいはライトでやや酸味を感じ鼻に抜ける香りはすごい。色味の薄さとは裏腹になかなかのインパクトです。味わい自体はなんとも形容が難しいのですが、ややバーボン寄りの味わいで、かすかに樹の香りも確認することが出来ました。
ライトな味わいのウイスキーの中では完成度が高く、とっつきやすいウイスキーといった印象です。
マッカラン
シェリー樽熟成由来独特の熟成したブドウを思わせる香り。12年ものだったと思いますが、いい意味での若さ・フレッシュ感のあるウイスキーです。
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カネマラ
アイルランドウイスキーですが、2回蒸留、スコットランド産のピートを使用というアイルランド・ウイスキーの中で独特の存在感を持つウイスキーです。
味わい自体は軽めのアイラ・ウイスキーといった趣でピーティーでスパイシー。
オイリー過ぎずバランスのいいウイスキーでした。
メーカーズマーク
フレッシュ感があり、質が高い。柔らかな甘みを感じるバーボンです。
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次はいよいよ本題です。
ポッキー×ウイスキー
ですがウイスキーと合わせる前に「大人の琥珀」を味見します。
チョコレート部分にメープルの味わいをプラスし、プレッツェル部分にモルトを練り込んだ生地を使うといった念の入れようで、開発の本気度が伝わってきます。
チョコレート部分もメープルの香りとほろ苦さも感じられる上質なチョコレートになっています。

単体で食べても普通に上手い!
ウイスキーとの合わせ方ですが、まずポッキーを齧り、すかさずウイスキーを飲むといった感じでしょうか。
今日味わったマリアージュは元バレーボール日本代表にして現サントリーの講師、佐々木太一さんという方が考えたものです。
日本に3人しかいないウイスキーの資格を持つウイスキーのスペシャリストです。
大人の琥珀×メーカーズマーク

「大人の琥珀」を齧ってメーカーズマークを飲んだならば、ウイスキーが喉を通った後からチョコレートの甘みが後からやってくるというこれまでにない経験。
甘めの「バーボン」と甘すぎない大人の琥珀の相性は抜群です。
マッカラン×つぶつぶイチゴ
ピンクのポッキーです。

(ジョンカビラ風に)本当にウイスキーに合うんでしょうか、合うんです!
イチゴの甘みと酸味がウイスキーの味わいと見事にマッチ。この相性の良さはオドロキです。
カネマラ×和ごころ
「和ごころ」は抹茶風味の芯にクラッシュアーモンド付きのチョコという普通思いつかない組み合わせのポッキーです。
これをアイラ風味のモルトに合わせるという・・半信半疑で試したところ・・すごい!
抹茶の風味、アーモンドの味わいとピーティーな味わいが不思議とマッチ。
もうこのセンスには脱帽です。
大人の琥珀セミナー体験談 まとめ
普段のつまみにポッキーという発想はなかったのですが(普段は板チョコが多いです)、ウイスキーに合いました。やったことのない人は一度試してみてはいかがでしょう。ポッキーもバリエーション豊かなので、合うウイスキーを探してみるのもいいかもしれません。
ウイスキー×ポッキーの特集ページもあるのでこちらもどうぞ↓。