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サントリー「トリス クラシック」はハイボールにすると案外コスパが良い件

2016年3月30日

トリスクラシック

今日紹介するのは、このブログの趣旨から言って外せない一本、サントリートリス クラシックです。

トリスシリーズを飲むのは初めてなので、一心不乱に飲みたいと思います。

トリス クラシック 気になる味は

柄本明の状態でグラスに注ぎ東出昌大の状態で味わいます。

まず色の薄さが目につきますが、口噴射ミスト・in・the(ジ)・airにして香りを確認すると、儚くほんのり香るかな、という感じです。

口に含んだところ、アルコール感はあまり感じません。安ウイスキーは概ね不自然なアルコールの臭いも強いのですが、これは意外とGoodポイント。

さらに、サイフォン式カフィ・メーカーで沸騰させて香りを確かめると、ほんの僅かな甘み、フルーティな感じも微レ存という感じで、第一印象はそんなに悪くありません。

ただ少し紹興酒っぽい香り、栗の味も。

トリス クラシック ストレート

ストレートで飲むとややピリっとした感じはあるものの、意外とあっさりとした印象で味わいはそんなに悪くない。後味も甘めで悪くないです。

同じ価格帯のブラックニッカ クリアブレンドともまた違っていてトリス クラシックの方はなんだか栗っぽい香りと後味です。これはあまり経験したことがない後味。

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トリス クラシック 少し加水

トリス クラシックに少し加水すると、アルコール感がぐっと増して麦っぽい渋みがcoming in。これはちょっといただけませんね。

ロックで飲むとそこそこいい感じになるのでトリス クラシックはロック、もしくは思い切って水割りが正解なのかもしれません。

水割りにしてしまうと欠点もあまり気にならなくなるので、ちょうど今の私のように、酔って味が分からないけど飲みたいときには最高のウイスキーです。

トリス クラシック ハイボール

いみじくもトリス クラシックをレビューするからには、ハイボールは外せないと思い、試してみることに。

トリスのハイボール、通称「トリハイ」です。

torys highball1

トリス クラシックを氷で満たしたグラスにやや少なめに注ぎ、そこにジョニーウォーカー レッドのノベルティで付いてきた「KIRIN NUDA」という炭酸水を注ぐという鬼畜の所業に震えながら味わうと中々いい感じのハイボールになりました。

美味しい!という感じではありませんが、全く癖のないハイボールで、安いウイスキーであることを忘れてしまいます。氷と炭酸水が、安ウイスキーの悪いところを上手く消し去った感じです。

ブラックニッカ リッチブレンドで割った時のような甘さ、うまさはありませんが、癖のないハイボールを所望するならこれで十分。安いですし。

なお、割材はレモン味の炭酸水がおすすめです。特におすすめは、VOX レモン味。コスパや良し。最近はこれをトリス ハイボール用にリピートしています。

うまいウイスキーを割るときは、レモン味の炭酸水で割るなどもってのほかですが、トリスレベルなら、逆にこれがイイ。

トリスクラシック 総括

アルコール感を抑えつつ、安い小売価格の縛りの中で、なんとか飲めるものにしたいという苦心の後が忍ばれる一本。

ブラックニッカ クリアは開き直ったアルコール感があるのに大して、トリス クラシックはなんとかそこを少し抑える代わりに、微妙に違和感のある甘みが、特に加水した時に感じてしまいます。

ストレート+少しの水という飲み方では最低価格帯の「キングウイスキー 凛」よりはいいものの、ブラックニッカ クリアに少し及ばずといった評価になりました。

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ただ、トリス クラシックはハイボールにするとその真価を発揮するという感じで、ハイボール用に買うのであれば中々ありなんじゃないかと思います。

最近はハイボールにハマっていて、もっぱらこれをリピート買いしています。

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  • この記事を書いた人

ともぞう

ウイスキー初心者のアラフォー会社員です。ほかに「Chrome通信」や「OLD ROOKIE」などを運用しています。

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