だるまウイスキーの愛称で親しまれているサントリー オールドです。
国産ウイスキーで一番売れたウイスキーでもあります。
今は少し盛り返しているものの、消費量でいうとウイスキーの全盛期には足元にも及びません。
1982年が売り上げのピークだそうですが、その時の売り上げは凄まじいもので、日本人の成人男性1人あたり6本を消費していたといわれるほどのもの。そのブームを牽引していたのがこのサントリー オールドで、ある種伝説のウイスキーです。
サントリー オールドとサントリー スペシャルリザーブはずっと気になる存在でしたが、まだリザーブの方は飲んでいません。少し高いので、少し手が出しずらい。でもリザーブはこれでいいと思います。時代の流れと全く独立して存在しているかのような、孤高の佇まい。私にはまだ早い!
究極のこだわりをもつ サントリーオールド
ウイスキーを愛する多くの人々の舌で鍛えられ、磨かれてきた味わいは、かつてのオールドのキーモルトであったシェリー樽を強化することでさらにまろやかに。デザインは伝統を守りつつ、現代に通用する上質感・高級感を追求しました。
サントリー・オールド 味わい
さてサントリー オールド。
グラスに注ぐとウイスキー独特の、濃いクホッとした香りが立ち込めます。
味わいは深く、濃い甘さを感じます。
といってもフェイマスグラウスのうようなカラメルの甘さとはまた別のもの。どちらかというとバニラに近い味わい。
どこか懐かしい感じのするこのウイスキーは、とても穏やかでやさしい味わいです。
さあ、飲むぞ!チビリ。うーん、来た来たー!という感じで飲むものではありません。
体も胃も疲れがちな時に、ゆっくりとリラックスして飲むというのが、サントリー オールドを味わう時の正しい作法のような気がします。
そんな時は飲まなければいいじゃないか、と思えないのが酒飲みの性。これは全部ストレートのちょい水足しで頂きましたが、水割りはもしかしたら、あまり合わないかもしれません。
まとめ
1950年、「実に高価なウイスキー」として誕生、長年サントリーウイスキー部門を牽引してきた、超ロングセラー商品。好みは様々ですが、一度くらいは飲んでおきたいウイスキーです。