シングルモルト ウイスキー

「ラガヴーリン 16年」はアイラが産んだ奇跡のシングルモルト

2013年10月25日

ラガヴーリン 16年

アイラ島の気候が産みだした奇跡のウイスキー、シングルモルト「ラガヴーリン 16年」を飲んでみました。

このウイスキー、酒屋においてあるのは決まって16年モノ。16年というのは他のウイスキーで見たことがありません。

あえて16年というのはそこが一番美味しいところなのでしょう。「熟成によって失われるものもある」という話が村上春樹著「もしも僕らの言葉がウイスキーであったなら」にもありました。

ラガヴーリン 16年 味の評価

さて味の方もこの16年という年月に見合うものがあります。

ピートの強烈な香りが特徴のアイラ島産ウイスキーですが、このウイスキーはそこまでピーティーではありません。

アイラのスモーキーさもしっかりありながら、味わうと、フワっとものすごく華やかな香りが広がります。ごくりガツンふわっ、このグッド・リズムです。

アイラウイスキーといえばスモーキーさが売りなのですが、それに加えて豊かさ、華やかさがあり、軽やかな味わいがあります。

一体どうすれば、このような味わいになるのか?

ちなみに、アイラ島でもかなり南の方に位置するラガヴーリン蒸溜所ですが、近隣にアードベッグラフロイグの蒸溜所もあるので、どうやらこの味わいの秘密は、蒸溜所の場所だけでは、説明が付きません。

少し調べてみると発酵、熟成、蒸留の全工程でかなり時間をかけて、じっくりと作っているようです。

それに加えて、オークカスクの中で、16年寝かせてやっとこの味わいが出来るとのこと。16年などという途方も無い時間を掛けることが最大のポイントのようですね。

もっと詳しく

ラガヴーリン 16年 総括

華やかさとスモーキーさが見事に共存している奇跡のウイスキー・ラガヴーリン

確かに少し値が張るウイスキーですがその値段に見合うだけの価値はあります。アイラウイスキーファンでなくとも試して損はありません。

オススメ度:

キーワード(タグ)で探す

サイト内検索

  • この記事を書いた人
ともぞう

ともぞう

ウイスキー初心者のアラフォー会社員です。ほかに「Chrome通信」や「OLD ROOKIE」などを運用しています。

こちらの記事もおすすめです

-シングルモルト ウイスキー
-