ジョニーウォーカー スコッチ ブレンデッド ウイスキー

王者の貫録 「ジョニーウォーカー レッドラベル」レビュー

2013年2月20日

jonnie-walker-red ジョニーウォーカー レッド

ブレンデッドウイスキーの「ジョニーウォーカー レッドラベル」です。通称「ジョニ赤」。

言わずもがなの佳酒、ブレンデッド・ウイスキー界の王者と言っても過言ではない知名度を誇るこのお酒。ウイスキーに全く興味がない人でも名前くらい聞いたことがあるのではないでしょうか?しかしそもそもウイスキーに興味がない人が、このブログにたどり着く確率は、間違いなくゼロです。従って、このクダリには何の意味もありません。

少し前に「バランタイン・ファイネスト」を飲んでいたのですが、正月の暴飲暴食で胃が疲れていた私はすこし穏やかなウイスキーを探していました。それなら飲まなければいいじゃないか、と思えないのが酒飲みの悲しき性。

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以前、似たような状況でカティサークを選んだのですがイマイチ好みではなかったので、比較的穏やかな印象があったジョニ赤が無性に気になって買ってみることに。

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バランタイン・ファイネストティーチャーズデュワーズなどのウイスキーと比べると少し割高の価格設計。うーん、強気だ。

さて味わいの程や如何に。

ジョニーウォーカー レッド 味わい

一言でいうと値段の割にイケるのですが、どう旨いのかと言われると説明が難しいところ。

穏やかすぎず、かといってトガリ過ぎず。軽いわけではないが重くもない。
かすかなスモーキーさもありますが、ほのかな甘みもあります。
穏やかな中に、ほんのわずかにスモーキーな味わいを感じることが出来る、そんな感じです。

全体的に非常にバランスがよく飲み易い。ものすごく上手くまとまっているという印象で完成度が高いです。
地味だけど安定感は抜群。その安定感は日本代表・今野の如し。

クセは全くないわけではないですが、微弱なものです。

ジョニーウォーカー レッド まとめ

ティチャーズよりクセがあるが、バランタインファイネストほどクセがない。そんな感じです。
ストレートにちょい水足しの飲み方もOKですが、やはりアルコールの感じは否めないのでロックや水割りもオススメです。

旨いものを飲んだあとにこれを飲むと、少し軽さや荒っぽいところが気になったりするのですが、それはこのクラスのウイスキーならば致し方のないこと。ブレンデッドウイスキーが好きな人なら飲んで損はないと思います。

最後にこのボトルデザインは中々好きです。なにせ「ラベルをナナメに貼る」という発想がすごい。さらにそれが違和感なく受け入れられているのがもっとすごい。

寸評:一度は飲むべきスタンダード。

オススメ度:

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JOHNNIE WALKER(ジョニーウォーカー)
一度は飲むべきスタンダード
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ここからはジョニーウォーカーの蘊蓄になります。

ジョニーウォーカーの歴史

ジョニーウォーカーの名前の由来は創業者の「ジョン・ウォーカー」にちなんだもの。食料雑貨店を営んでいたジョンは酒税の引き下げをきっかけに、ウイスキーの販売を強化。ところが当時のウイスキーの品質が安定していなかったため(当時は店に置いた樽のウイスキーをその場でブレンドして売っていた)、圧倒的閃きで予め調合したウイスキーの販売を開始して好評を博します。

その後、息子や孫の才覚で事業は拡大。例えば1867年にウイスキーの大量生産をスタートしたジョンの息子、アレキサンダーはグラスゴーの大型船の船長たちに声をかけ、それぞれの渡航先にウイスキーを届けてもらう“アンバサダー” としての協力を取り付けます。これをきっかけにジョニーウォーカーは瞬く間に世界へ販路を拡大。1934年には英国王室御用達の名誉を授かり、名声を不動のものにします。

ジョニーウォーカーの製法

ジョニーウォーカーは穏やかな穀物由来のグレーンウイスキーにモルト原酒をブレンドしたブレンデッドウイスキーです。その特徴は膨大なストックから厳選した原酒をブレンドしている点にあります。どこでいつ仕込まれたのか、どういった樽でどれくらい熟成させたかを管理して飲みやすい味わいのウイスキーを実現しています。さながら理論ベースのIDウイスキー。

ジョニーウォーカーの名を冠するウイスキーは種類も多く、マスターブレンダー、ジム・ビバレッジ氏によりラグジュアリーウイスキーという新たなカテゴリーも創出されています。

ジョニーウォーカーのキーモルト

ジョニーウォーカーのキーモルトには

  • カードゥ
  • タリスカー
  • クライヌリッシュ
  • ラガヴーリン
  • カリラ

などが使用されています。タリスカー、カリラ、ラガヴーリンなど、スモーキーで華やかな原酒がブレンドされているのが特色です。

カードゥ(Cardhu)

スペイサイドで最も古い蒸溜所のひとつであるカードゥ蒸留所で作られるウイスキー。シングルモルトウイスキーとしても1888年から人気のブランドです。軽やかでスムースな口当たりと柑橘系のスパイシーな香りも楽しめる、スッキリとした味わいのウイスキーです。

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カードゥ・ディスティラリー社

タリスカー(Talisker)

タリスカー蒸留所は1830年、スカイ島に設立された蒸留所で、現在はスカイ島に存在する唯一の蒸留所になっています。スモーキーな香りとスパイシーな味わいが特徴のウイスキーで、シングルモルトウイスキーとしても人気を博しています。

クライヌリッシュ(CLYNELISH)

クライヌリッシュはスコットランドの北ハイランド地方でつくられているシングルモルトウイスキーです。原酒の95%がブレンデッドウイスキー向けに生産されていて、残りの5%がシングルモルトウイスキーとして販売されています。

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Clynelish(クライヌリッシュ)

ラガヴーリン(LAGAVULIN)

アイラの女王の名を持つシングルモルトウイスキー。スモーキーにして華やかな香りは唯一無二の存在です。勝手に「奇跡のウイスキー」と呼んでいます。飲むチャンスがあればぜひ。

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Lagavulin(ラガヴーリン)

カリラ(CAOL ILA)

同じくアイラ島で生産されているウイスキーです。アイラ由来の磯っぽい香りとドライでスパイシーな味わいが特徴のウイスキーです。

特徴的なラベルの秘密

ジョニーウォーカーのラベルは大きく3つの特徴があります。

  • ストライドマンのイラスト
  • ナナメに貼ったラベル
  • 四角いボトル

ジョニーウォーカーと聞くと、多くの人がストライドマンのイラストを思い浮かべるでしょう。インパクトのあるイラストは創業者のジョン・ウォーカー氏がモデルになっています。村上春樹の「海辺のカフカ」でもおなじみです。

②の斜めに貼ったボトルは目を引くだけでなく、文字を大きく印刷できるというメリットがあるそうです。また、船荷として運んでいたウイスキーは四角いボトルにすることで破損を防ぎ、積載量を増やすという合理的な理由があります。

ジョニーウォーカーに関する蘊蓄 まとめ

膨大なストックが生み出すジョニーウォーカーは多種多様。まずはジョニーウォーカー レッドから初めて見るのがいいと思います。

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  • この記事を書いた人

ともぞう

ウイスキー初心者のアラフォー会社員です。ほかに『Chrome通信』や『OLD ROOKIE』を運用しています。

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