哀愁のアイリッシュウイスキー「ジェムソン」

2015年3月31日

「哀愁のアイリッシュウイスキー」ことジェムソンを飲みました。かつて栄光を極めた、伝説的ウイスキーです。

ジェムソン スタンダード [ ウイスキー アイルランド 700ml ]

「哀愁」の所以は2つ。1つはアイルランドがウイスキー発祥の地であり、かつて数百もの蒸溜所があったにも関わらず、世界大戦や独立戦争、アメリカの禁酒法などの影響から蒸留所が相次いで閉鎖し、現在稼働しているのはわずか4つという点。

2つ目ですが、「哀愁」と「アイリッシュ」の語感が似ている点。そう、つまり駄洒落です。

ジェムソン 味わい

ストレートで飲むと少しピリッとした感じと素朴な麦の感じが主張してきますが、このウイスキーの真価は少し加水することで発揮しますね。香りは少しシェリー樽熟成の感じですが、そこまで強くはありません。クセのない、上品なウイスキーです。

味わいは驚くほどスムスーで滑らか。派手な香りがあるわけではないので、少々淡泊な感じはありますが、良質な麦香る、穏やかな味わいのウイスキーです。

ジェムソン+水

次に、飲み方を変えるべく、水をちょっと足して味わいます。

少しの加水でアルコール感はほとんどなくなり、非常に飲みやすくなりました。「アイリッシュはスコッチより軽くて飲みやすい」とされるのも納得。これはアイリッシュ伝統の3回蒸留というところが関係しているのかもしれません。

なお、アイリッシュ・ウイスキーは、課税法の関係で、大麦麦芽以外のもの(ライ麦やカラス麦)を使うようになり、その穀物フレーバーを回避するため、3回蒸留をするようになったとのこと。穀物フレーバーについては、あまり意識しませんでしたが、最初に感じた素朴な麦の感じは、この辺りが影響しているのかも知れません。

ジェムソン 総括

ハードコアなウイスキーに食傷気味の野郎共におすすめする、ジェントルで穏やかな味わいのウイスキーです。

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ともぞう

ウイスキー初心者のアラフォー会社員。ほかに『Chrome通信』や『OLD ROOKIE』を書いてます。