今回ご紹介するのはバーボンの「ジャック ダニエル ブラック」です。
長い歴史と数々の受賞歴を持つ、まさにバーボン界の名門です。
ジャック ダニエル ブラック(Old No.7)は、「テネシーウイスキー」としてバーボンとは別格にランクされる、アメリカを代表するプレミアムウイスキーです。蒸溜したウイスキーを木桶に詰めた楓の木炭で、一滴、一滴チャコール・メローイングするのが、創業以来のテネシー製法。バニラ、キャラメル等の良い香りとまろやかでバランスのとれた味わいが特長です。
とのこと。
チャコール・メローイングとは
このブログでは以前エバン ウィリアムズ、I.W.ハーパー ゴールドメダルを紹介しましたが、前者は安い割に質が良い、飲みやすく癖のないバーボン、後者は程よい甘みがあった印象です。
翻ってジャックダニエル ブラック、上の2つと比べるとどっしりと芯があり、濃厚なボデー。
香りも力強く、まさにこれぞバーボン!といった味わいです。原料の8割がトウモロコシとのことですが、一体どうすればこんな味になるのか。
ワイルドターキー 8年がそうだったように、やや価格の高めのバーボンは、甘みが強くなるイメージがあったのですが、ジャックダニエル ブラックに関しては、少し方向性が違うような気持ちです。
そういう気持ちでボトルを眺めてみますと、なるほど無骨で黒の瓶がいかにも男のウイスキーといった雰囲気を醸し出していることが分かります。
渋い大人の雰囲気のあるバーボンを味わいたいのであれば、硬派のジャックダニエル ブラックで決まりですね。