スコッチ

バランタイン バレルスムースはロックを楽しむときに最高

2020年3月20日

バランタイン バレルスムース

ブレンデッドスコッチウイスキーの「バランタイン バレルスムースを試してみたのでレビューします。

バランタイン社が送り出す期待の新作。この記事ではバランタインバレルスムースの特徴やテイスティングノートをご紹介します。

バランタイン バレルスムースはどんなウイスキー?

スコッチウイスキーの王道と言えば「バランタイン」で世界で飲まれているウイスキーの3本に1本は「バランタイン ファイネスト」と言われています。

特にブレンデッドウイスキーの奥深さを存分に楽しめる「バランタイン 17年」は「The Scoth」の異名を持つ、まさにウイスキーの代名詞です。

そんなバランタイン社の「バランタイン バレルスムース」はバレルスムースという名前からもわかるように、樽熟成に特化したウイスキーとなっており、バランタイン社のマスターブレンダーであるサンディ・ヒスロップ氏が手掛けました。具体的にはアメリカ産のバーボン樽と、新しいアメリカ産オーク樽を使用して熟成されています。熟成期間は10年から12年で、それぞれの樽から得られる風味をバランス良くブレンドすることで、バニラやスパイス、オークなどの味わいが調和した、まろやかで豊かな味わいが特徴となっています。

また、バランタイン バレルスムースは、ノンチルフィルター(濾過しない)で瓶詰めされているため、ウイスキーの本来の風味や風土がしっかりと味わえると評価されています。そんな味わいの特徴はバニラやキャラメルのような甘みとスムースな味わい。「バランタイン バレルスムース」用にブレンドされた原酒をバランタイン独自のチャーシステムにより、丁寧にチャー(たむけんの持ちギャグ)された樽で仕上げた逸品です。

バランタイン バレルスムース ストレート

いつものように、リトマス試験紙をウイスキーに浸して、付着した香りを確かめていきます。

まず感じるのがバナナのような甘みのある香り。ただ、バーボンによくある感じではありません。あくまでもスコッチの範囲内です。

開栓直後の香りは案外穏やかであまり強くありませんが、人工的なアルコールの感じはありません。さすがの本格派ウイスキーであることが分かります。

口に入れると穏やかな香りの印象が一転、ぐわっとしたパワフルな味わいがこれでもかと主張。「これがウイスキーや!」と言わんばかりの直球の味わいです。

少しまろやかでスモーキーさと酸味のバランスが良く、クセがあるというよりは中庸的な万人受けする味わいに仕上がっていると思います。

バランタイン バレルスムースはロックがおすすめ

わずかに加水したところ、酸味が目立つ味わいになりました。

次に、ロックにしたならば氷に負けないパワフルさが健在。スモーキーさも立ち込めて凄く良いロックになりました。少し甘く上質なウイスキーという感じです。雑味も少なく、非常に美味い。

ハイボールは悪いわけではありませんが、他のものを割ったとき(例えば少し安いティチャーズ)とあまり違いがなく、少し勿体ない印象。

このクラスのウイスキーは素直にストレートに少し加水するか、オン・ザ・ロックで飲むのがよいと思います。

ロックにするときは水を足さず、そのままのロックがちょうど飲みやすいナイスバランスです。

バランタイン バレルスムース 評価

特にロックにしたところ、非常に良かったバランタイン バレルスムース。

シングルモルトはロックで飲むのが少し勿体ない感じもありますが、このくらいの価格だと気兼ねなくロックを楽しめます。

もちろんストレートでもうまい。おすすめの一本です。

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ともぞう

ウイスキー初心者のアラフォー会社員です。ほかに「Chrome通信」や「OLD ROOKIE」などを運用しています。

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