バーボン

定番のバーボン「ワイルドターキー スタンダード」を飲んだ感想

2017年1月15日

バーボン ワイルドターキー

クリント・イーストウッドです。年末年始の暴飲が祟りすっかりブログが滞ってしまいましたが今年も書いていきたいと思っておりますので、ここはワン・プリーズ(1つ宜しくお願い致します)。

ということで今年のトップバッターはバーボンの「ワイルドターキー スタンダード」です。

ワイルドターキーの由来は、野生のターキー(七面鳥)の狩りに出かけたハンターが自家製のウイスキーを持ってきた、それがこのバーボンだったということだそうです。七面鳥ということなので、本来ならば去年のクリスマスにピッタリの話題でしたが、完全に時期を逃してしまったようです。

ワイルドターキー8年」は数年前に飲んだことがあるのですが、同価格帯で唯一、竹鶴12年より旨いかも、と思った記憶があります。

ともぞう
ともぞう

当時はワイルドターキー8年で2,000円程度だったのですが、現在は若干値上がりしているようですね。

ワイルドターキーとは

ワイルドターキーは、アメリカのケンタッキー州で製造されているバーボンのブランドです。1940年代にトーマス・マッカーシーという人物によって創業され、現在はカンパリグループが所有するウイスキーメーカーの1つとなっています。

ワイルドターキーのバーボンは、通常8年以上樽で熟成され、オーク樽から得られるバニラやスパイスなどの風味が特徴的です。また、比較的高いアルコール度数(通常は50%前後)があり、力強い味わいが特徴です。

ワイルドターキーには、通常の「101」の他にも、「Rare Breed」、「Longbranch」、「Russell's Reserve」などのシリーズがあり、それぞれ独自の風味と特徴を持っています。

ワイルドターキー 味わい

まず香りを確かめたならば、柔らかみのあるモルトの甘い香りを感ず。微かに酸味とスパイシーさを感じます。
バーボン!って感じはないですがバーボンです。

口当たりは柔らかで甘みを感じますが、直ぐに酸味とスパイシーさが追いかけてきて、そのままフィニッシュ。
後味はかなりスパイシーです。

ワイルドターキーは優しい味わいのイメージがありましたが、意外とピリッと来ます。
バーボンという雰囲気はやや弱いのですが、美味いバーボンを目指したというよりは美味いウイスキーを作ったらこうなったというような感じがします。

ワイルドターキー+水

次にやや加水して味わいます。

グラスにポチョンと水を垂らして味わうと、酸味とスパイシーがすっかり鳴りを潜めて、甘い味わいが目立つ感じに。
ただ甘みの方も後退し、やや味が薄い。良く言えばクセが少なく、飲みやすい。
また、チョコレートのような甘みを感じるのでつまみが欲しい時はビターチョコが合うのではないかと思います。

ワイルドターキー メーカーズマーク 飲み比べ

手元にあったバーボン、メーカーズマーク レッドトップとワイルドターキーを飲み比べて見ました。

色はメーカーズマーク レッドトップがやや濃いですが大差なし。

まず、香りの立ち方が違います。明らかにメーカーズマーク レッドトップの方が香りが濃い。そして深みあり。
バナナか熟したレーズンのような香りに、ややヨードっぽい香りを感じるのがメーカーズマーク レッドトップ。キリッとした酸味があります。

これを飲んだ後ではワイルドターキーがやや軽く感じられるという価格差を考えれば当然の結果に。

ワイルドターキーを飲んでみて

価格は約¥1,900ですが、昔はワイルドターキー8年が¥2,000で買えたことを考えるとどうしても割高な印象になります。
これならいっそ¥700足して、ワイルドターキー8年にした方が満足度は高いと思います。

何はともあれ他のバーボンとは少し毛並みの違う、ワイルドターキー。バーボン好きなら抑えておきたい一本です。

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ともぞう

ウイスキー初心者のアラフォー会社員です。ほかに「Chrome通信」や「OLD ROOKIE」などを運用しています。

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