バーボン

世界売上No.1の「ジムビーム ホワイトラベル」を飲んだ感想

2017年5月30日

ジムビーム ホワイトラベル

バーボンのベストセラー「ジムビーム ホワイトラベル」を試してみました。

ちなみに「ジンビーム」とも呼ばれがちですが正式名称は「ジムビーム」。

ジムビーム ホワイトラベルを選んだ理由は、ローラのCMで美味そうに見えたからというもの。

普段はバーボンはあまり自分で選ぶことはなく、スコッチかジャパニーズウイスキーを選ぶのですが、なぜかこのとき、急にバーボンが心に来ました。急(Q)にバーボン(B)が来た(K)、つまりQBKの完成です。

ジムビーム ならわし

「ジムビーム ホワイトラベル」はアメリカのケンタッキー州で製造されているバーボンのブランドです。ジムビーム社は、200年以上の歴史を持つ老舗のバーボン蒸留所で、ホワイトラベルは同社の代表的な商品の1つです。

ホワイトラベルは、最低4年以上熟成させたバーボンで、ジムビーム社が使用する自社製造の白樺樽で熟成させます。そのため、バニラやカラメル、トーストなどの甘い香りや味わいが特徴で、スムーズでまろやかな口当たりがあります。

また、ホワイトラベルはカクテルベースとしても人気があり、ブランデーなど他の蒸留酒とのブレンドに使用されることもあります。

ジムビーム ホワイトラベル 香りと味わい

バーボンといえば、バナナのごとし濃厚な香りが特徴ですが、ジムビーム ホワイトラベルをビンの口から香ったところ、バナナというよりは洋梨、プラム、時々桃、あるいはピーチの香り。

バーボンっぽさは控えめで、爽やかで酸味のある味を予感させます。

グラスに注いだならば、香りはアルコール感と軽ろやかなウイスキーの香りと共に、ややヨードっぽい感じも。

ジムビーム ストレートで

早速ストレートで飲むと、結構な刺激。ビリリと喉を焦がしてきます。

この辺りはさすがバーボン。

安価な部類にはいるジムビーム ホワイトラベルですが、意外とボディがしっかりしていて、後味はやや苦味を伴った味わいです。

味わいそのものは、何とも形容しがたい。そんなに「バーボン!」という感じはなく、やや塩っぽさを伴ったスコッチの味の中に、かすかにバーボンが香る、といった趣です。

ジムビーム 少し加水して

そんなジムビーム ホワイトラベルの味を見極めるべく、少し加水してトライ・アゲン。

味わいがグッとまろやかになり、飲みやすくなったものの、やはり塩っぽい。

私の記憶が錯乱しているとすれば、ややアイラウイスキーのフレーバーを持つ、不思議なバーボン。

よくよく味わうとやっぱりバーボンかなと思ったり、チョコレートっぽい甘みの後味を感じたり。なかなか面白いバーボンです。

ジムビーム ホワイトラベル を飲んでみて

バーボンですがバーボンらしさを追求したという感じは受けず。

また、そうであるがゆえ「バーボンはちょっと」という人にも比較的受け入れられやすいのではないかという感じはします。

クオリティは高く、バランスのとれたライトバーボンという趣。

バーボン試してみようかな、という人にはブッカーズメーカーズマークがおすすめですが、ある程度バーボンを飲みなれた人が飲むとまた違った楽しみ方があるかも知れません。

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ともぞう

ウイスキー初心者のアラフォー会社員です。ほかに「Chrome通信」や「OLD ROOKIE」などを運用しています。

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