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About ともぞう

こんにちは、ともぞうと申します。32歳の会社員です。かつてアメブロで「初心者による初心者のためのウイスキーの話など。」を運営してましたが、アメブロの不手際で一時、アクセス不能となったため、こちらに引っ越しました。これからのウィスキーレビューはこちらでやっていこうかと思っています。宜しくお願いします。 連絡先:tomohito10@hotmail.com

ワイルドターキー 8年 良質なバーボンをレビュー

ワイルドターキー 8年 良質なバーボンをレビュー

こんにちは。2級品のミイラのような干からびた相貌のともぞうです。

夏になりつつある今日この頃、暑い季節にはロックやな、ロックはバーボンやな、ということで、久しぶりにバーボンをナチョス。選んだのは、少し奮発して、ワイルドターキー8年です。

スーパーなどにも売っている有名なバーボンですね。1940年に誕生した、実に80年に渡り人気を博している、ものすごいウイスキーです。8年以外には無印版、ライ麦版などがあります。

ワイルドターキー | 初心者による初心者の為のウイスキーの話など。

ワイルドターキー 8年 ストレート

香りは酸味があり、やや梅っぽい感じがします。ワイルドターキー8年のアルコール度数は50.5%なのですが、ストレートで飲んでもアルコールの感じはそこまで強くありません。ビリビリとは来ますが、どこかマイルドです。

しかしながら、そこはやはりバーボンで、ワイルドターキー8年を口に含むと焦がした樽の香りがブワッと広がり、鼻を抜けていきます。

ストレートで飲んだ感じですと、バーボン特有のバナナっぽい甘さはほとんど感じません。昔飲んだ印象ではかなり甘い印象でしたが、味が変わったかワタシの味覚が変わったアルヨのどちらかです。硬派だけど、マイルドさを備えたバーボンという趣です。クオリティは高いです。

次に、少し水を加えてみます。

かなり飲みやすく、角が取れた上質なバーボンという趣に。少し水を加えただけで印象は随分と違ってきます。トロリとした甘さがあり、焦げた樽の心地よい香りのフィニッシュです。

ワイルドターキー 8年 ロックで

バーボンといったらロック!ということで試したロック。やはり穏やかで優しい香りがします。また、アルコール感がかなり薄まります。さらに、人工的なアルコール感は皆無と言って過言ではないレベルで、飲みやすい。マイルドさの中に甘い香りと少しの苦味。ジャックダニエルが剛のバーボンなら、ワイルドターキー8年は柔のバーボンといった趣です。少し苦味が気になりましたが、少し加水すると消えました。

ワイルドターキー 8年 まとめ

少し奮発して買ったバーボンですが、やはりワイルドターキーは期待を裏切りません。ロックが美味しい季節、豪快にバーボンを煽るもよし、じっくりストレートで味わうもよし。個人的にはメーカーズマークよりおすすめです。

おまけ

ラベルをよく見ると、上辺がギザギザ。かつ、黒のノイズが入っています。なかなか手が込んでいて、ラベルはなんというか、キレイです。クリーンで高級感があります。まさにファイン。見ているだけでテンションが上がるボトルです。

ブッカーズ 究極のバーボン

ブッカーズ 究極のバーボン
    *この記事は「ウイスキー初心者の為のおすすめウイスキーレビュー」からの移行記事です

プレミアムバーボンの頂点に君臨する、ブッカーズでございます。

アマゾンで頼みましたが箱入りで、梱包も厳重でした。

ブッカーズ 生い立ち

さてブッカーズ。名前の由来はかのビーム家(ジムビームの会社)の6代目、ブッカー・ノー氏の名前から。

このブッカーズは他のバーボンと違い、ブレンダーが樽の原酒を一つ一つ味見し、これは、と思うウイスキーをそのまま瓶詰めしたもの。故にボトルごとに味が違うそうです。酔狂ですね。

手元にあるボトルは2014年7月瓶詰め、7年7ヶ月13日熟成、アルコール度数64.45%(!)とあります。これより濃いウイスキーはまずないでしょう。バーボンにしては長期熟成。色もものすごく濃いです。紅茶みたいな濃さです。

ブッカーズ 味わいのインパクト

まず、こいつを飲む時は必ずチェイサーを用意しておきましょう。水か牛乳でOK。牛乳が意外に合うんですよね。

香りを確かめる。香りはそんなにブワッと来る感じではありませんが、決して油断召されるな。

バーボン独特の甘みのある香りは、割りと普通。微かに香るレーズンの香り。何より、アルコール度数がこんなに高いのに、鼻にツーンとくるアルコール感はありません。不思議だ・・・それでは心を一つにして飲むベす。

舐めるやうに、チビリと口に入れた瞬間、喉、口の中、鼻を焦がすが如くのインパクト!ストレートでグイっと飲むと、確実にむせると思うので慎重に進むがよろし。牛乳を飲むと、牛乳の甘みがブッカーズの刺激を、優しく包み込む感じです。これは鼻先で転がすように味わうとこの熟成感、バーボンとは本来こんな味なんだぜ、と言わんばかりの強烈な香りを味わうことができます。

少し加水すると、果実の香りなどが混じり、やや複雑な味わいへ。アルコール度が高いので、少し加水するのが吉です。

次に、一度だけロックを試してみようと思います。

ブッカーズ オン・ザ・アイス

さすがに、このクラスのバーボンともなると、ロックにしても腰が砕けたりはしないもので、随分と飲みやすくなりましたが、やはり最後の方は味が薄くなってしまいました。ウイスキーに氷は邪道という意見もありますが、バーボンはロックで飲まれることも多いので、一度は試してみてもいいかもしれません。

総括

実はアマゾンジャパン様からバーボンセミナーというバーボンの試飲会(体験談へのリンク)に招待され、そこで初めて味わったブッカーズ。

当日は6種類のバーボンを味わったのですが、一番強烈だったのがこのブッカーズ。お土産に好きなモノを、ということでこのバーボンを選んだ次第です。

価格はやや高めですが、通常の2倍近い度数のことを考えると、非常にリーズナブルでもあります。スコッチ派の人も、このバーボンは気に入ると思いますので、一度は飲んでおきたいところです。話のタネにもなります。

他のクラフトバーボンのレビューはこちらのリンクからどうぞ。

アバフェルディ

アバフェルディ

久しぶりに(私のこころに)ヒットしたシングルモルトウイスキー、アバフェルディ

B00GK9JDIU

デュワーズのキーモルトです。

南ハイランドタイプらしい、濃厚な麦の甘みとまろやかな飲みやすさが混在した一本。

メーカーの説明によると

「デュワーズのブレンドの核をなすシングルモルト。ヘザーハニーの香り、フルボディの丸みのある味わいが特徴的。後口はドライでエレガント、独特のスパイシーさの中にも、ほんのりオレンジピールの風味が漂います。専門家は、アバフェルディ12年を、プレミアムモルトの特徴が長期間の熟成を経て見事に開花した傑作と評しています。」

とのこと。

確かにバニラの香り、まろやかで落ち着いた味わいのある、非常に深みのあるウイスキーです。ストレートに水足しでちびちび飲むのに、うってつけの一本。

ちなみに、デュワーズも麦の甘みを感じる良質な一本。価格も手頃でクセも少ないので、普段飲みにおすすめです。

タイプ的にはグレンフィディックに近い、飲みやすい部類のシングルモルトです。グレンフィディックが気に入って、シングルモルトが気になってきた人が、次に試したいときにおすすめの一本です。

アバフェルディ 12年
アバフェルディ 12年

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バランタイン ハードファイヤード

バランタイン ハードファイヤード

こんにちは。ナイス・チョイスともぞうです。よほどデュワーズ12年にしようかと思いましたが、今回はバランタイン ハードファイヤードを選びました。

これは、熟成に使う樽を、アルコールが少し残った状態で火を入れることにより、バニラの香りとかすかなスモークっぽさを生むそうです。

バランタイン ハードファイヤード 味わい

まず見た目がかなり濃い。人工的な感じのしない、自然な感じの琥珀色の色合いです。このクラスのウイスキーによくある甘みとかすかなスモーク感とともに、やや薬品ぽいアルコール感がやってきます。まあ開栓直後のアルコール感は想定内。そのうち落ち着くことでしょう。

しばらくグラスの中で待ってみたならどうでしょう。かなり香りが立ってきました。フェイマスグラウス、あるいはニッカ ディープブレンドに通じる香りがします。このヨード香はあまり得意ではないのですが、まあいいでしょう。

意を決して一口飲むと、ガッっとした力強いスモークの香りと甘み、ふくよかなフィニッシュと続いていきます。香りはニッカ ディープブレンドぽいと感じましたが、味わいの印象は全く違う。

まず、口に含むとアルコールのヒリっとした感じがかなりマイルドです。また、ハードファイアー製法が生み出すと思われるスモークっぽさですが、アイラのものとは全く違った種類のスモークっぽさです。また、ほのかに感じる甘みの濃度が濃い。後味は少しバーボンぽいですが、味わい全体としてはやはりスコッチです。これは当たり。我ながらナイス・チョイスです。

次に、わずかに水を垂らしてみます。香りがかなり穏やかになり、バニラっぽい甘い香りが際立ちます。飲むと、かなり軽やかで、酸味のある小気味よい味わいへと変化。スモークっぽさは弱まるものの、しっかりと残っています。ストレートで飲むとハードボイルドの雰囲気を感じさせますが、少し水を垂らすと、かなりポップでライトな味わいへと印象が変化。しなしながら、鼻に抜けさせると、やはりしっかりとした味わいがちゃんと存在します。

ロックにしてみます。冷やした分、香りは死にました。飲むと、冷たいです。まあそんなことは置いておいて、ロックにすると飲みやすいのですが、甘みとスモークっぽさはあるものの、いまいちパンチがなく、かすかにエグみが出てきました。あまりロックには向かないという印象です。

バランタイン ハードファイアー 総括

バランタイン ハードファイヤード、個人的になかなか気に入りました。アイラとはまた違ったスモークっぽさのある面白いウイスキーです。スコッチ党の人もバーボン党の人も違和感なく楽しめる一品だと思います。価格に関しては、まあ順当といった感じです。¥2,000ちょうどくらいなので、普通のウイスキーに飲み飽きた人におすすめするウイスキーです。

ブラックニッカ ディープブレンド

ブラックニッカ ディープブレンド

レモンサワーを飲みながらウイスキーブログを書く不良のともぞうです。
という訳で、ブラックニッカ ディープブレンドです。

ブラックニッカシリーズ生誕45周年を記念して発売されたブラックニッカ ディープブレンド。今まで手が伸びずにいましたが、偶然プレゼントされ、奇跡の記事化。

メーカー説明は

ホワイトオークの新樽で熟成を重ねたモルト原酒と樽熟成したカフェグレーン原酒を使用。新樽ならではのウッディな香りと、モルトのふくよかな香り。深くなめらかなコク。豊かで伸びのある甘い味わい。心地よいピートの香りとビターな樽の余韻が続きます。アルコール分45%でしっかりとした飲みごたえがありながら、まろやかで飲みやすいウイスキーです。

昔のニッカは説明がシンプルで、中には全くないものもあったりしますが、だいぶ方向転換したようです。

ブラックニッカ ディープブレンド 香りと味わい

色は濃いめ。いつも通り、フラスコに入れ、アルコールランプで熱して香りを確かめたならば、第一印象は、ドライな香り。あまりアルコールのツンとした感じは来ないものの、香り自体は注射のときのアルコール感の香りが主体。そんな中ほのかに華やかな香りもするが、やはりアルコール感が立つ印象です。

次に、わずかに口に含むとぴりりとした感触。スパイシーでぴりっとしています。まろやかさなし。アルコール以外に形容のしようがない感じなのですが、探り当てるとわずかにバナナっぽい甘さがあるようなないような。とにかくアルコールの感じが半端ないです。びりっと口を焦がした後、ブワッと余韻が広がります。

ピートやヨード、塩っぽさはほとんどなく、いつものニッカとは若干おもむきが異なる印象も。

45周年にちなんで45%なので、ストレートはきつい。という訳で少し加水。味わいがほどよくまろやかになるも、若干の苦味が目立つ。印象は、とにかく口腔内の刺激が強い。今までで最も強い。トゲトゲしいまでの強さです。そしてビターテイスト&深いビターテイスト。度数45%なので納得です。

ちょい水を足した程度ではまだキツイので、多めに足します。するとアルコール感はなくなり、おだやかなまろやかさが出現。ビターテイストに変わりありませんが、スパイシーさがなくなり、軽さもなくなる。姿一変。かなり多めに足すのが正解です。アフターテイストも中庸。苦すぎず甘すぎす。感じとしてはフロム・ザ・バレルが似ているのかもしれません。

ブラックニッカ ディープブレンド まとめ

かなり水を加えることで、それなりに味わいのあるウイスキーになりました。水で増やせる分、コスパは若干上方修正するものの、それでも値段なりかな、という印象です。ブラックニッカシリーズはいろいろと出ていますが、大体リッチブレンドが最もコスパに優れるという結論になります。


anCnoc(アンノック) 12年

anCnoc(アンノック) 12年

こんにちは。雲隠れ中ともぞうです。

ということで、ハイランドモルトの佳酒、アンノック12年です。

ウイスキーの4大産地といえばハイランド、ローランド、スペイサイド、アイラ島。そんな中でのハイランドですが、更に細かく別れているようで、アンノックは東ハイランドにあるそうです。近くにある有名どころではアードモア、ロイヤルロッホナガーなど。

まあそんなSEO対策は置いといて、SEO対策のための薀蓄をぶち込むならば、昔(1993以前)は「ノックドゥー(ノックデュー)」として販売していたそう。ノッカンドオなどと混同されてしまうがな!という事態が生じて改名。

なお、スコットランドで最も小さい蒸溜所ノックデューで3度の閉鎖を経験したという。復活するということは、懐かしむ声が多かったことなのか。

アンノック 第一印象

色は明らかに薄めですね。12年熟成してこの色合いということは、オーク樽熟成ではなさそうです。調べたところ、

シェリー樽原酒とバーボン樽原酒の絶妙なブレンドがまろやかな味わいを生み出す

とのこと。

アンノックの味わい

味わったならばとても軽やかで飲みやすい。

蜂蜜やレモンの香りを思わせる、フレッシュな香り、切れのあるフィニッシュが特徴的です。

どちらかと言えば甘めで、ピーティな感じはありません。比較的日本人の口にあいやすいのではないかと思います。またピート味がない分、ウイスキーに馴染みのない人にも取っ付き易いのではないでしょうか?

アンノックのおすすめの飲み方

飲み方に関してですが、これだけの香りを持つウイスキーはやはりストレートにちょい水を足して味わいたいところ。

少し加水することで香りがより開くということが期待出来ます。この飲み方でも十分飲みやすいので、ロックはおすすめしません。

まとめ

この素晴らしきウイスキー、アンノック12年。ひとつだけ問題を挙げるとすれば、飲みやすいのでつい飲み過ぎてしまうことですね。週末に飲むのをおすすめします。

文章からは1/3も伝わってない気もしますが、心からおすすめ出来るウイスキーの一つです。

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アンノック 12年

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アンノック12年

ジムビーム ホワイトラベル

ジムビーム ホワイトラベル

タイミング的にはここで「ブラックニッカ クロスオーバー」をレビューするべきなのですが、ここで「ジムビーム ホワイトラベル」について書いて不意を突いた形になります。

ジム ビーム (ホワイト ラベル) 700ml(正規品)【バーボンウイスキー】((YEJBRTJ0))

ジムビーム ホワイトラベルを選んだ理由は、ローラのCMでなぜか美味そうに見えたから、というもの。

普段はバーボンはあまり自分で選ぶことはなく、スコッチ・ジャパニーズを選ぶのですが、なぜかこのとき急にバーボンが心に来ました。

嫌な予感しかしませんが、急(Q)にバーボン(B)が来た(K)、つまりQBKの完成です。

ジムビーム ホワイトラベル 香りと味わい

バーボンといえばバナナのごとし濃厚な香りが特徴ですが、ジムビーム ホワイトラベルをビンの口から香ったところ、バナナというよりは洋梨、プラム、時々桃、あるいはピーチの香り。バーボンっぽさは控えめで、爽やかで酸味のある味を予感させます。

グラスに注いだならば、香りはアルコール感と軽ろやかなウイスキーの香りと共に、ややヨードっぽい感じも。

早速ストレートで飲むと結構な刺激。ビリリと喉を焦がしてきます。この辺りはさすがバーボン。安価な部類にはいるジムビーム ホワイトラベルですが、意外とボディがしっかりしていて、後味はやや苦味を伴った味わいです。味わいそのものは何とも形容しがたい。そんなに「バーボン!」という感じはなく、バーボンというよりやや塩っぽさを伴ったスコッチの味の中にかすかにバーボンが香る、といった趣です。

そんなジムビーム ホワイトラベルの味を見極めるべく、少し加水してトライ・アゲン。

味わいがグッとまろやかになり、飲みやすくなったものの、やはり塩っぽい。

私の記憶が錯乱しているとすれば、ややアイラウイスキーのフレーバーを持つ、不思議なバーボン。

よくよく味わうとやっぱりバーボンかな、と思ったり、チョコレートっぽい甘みの後味を感じたり。なかなか面白いバーボンです。

ジムビーム ホワイトラベルまとめ

バーボンですが、バーボンらしさを追求したという感じは受けず。

また、そうであるがゆえ、バーボンはちょっと、という人にも比較的受け入れられやすいのではないか、という感じはします。

クオリティは高く、バランスのとれたライトバーボンという趣。バーボン試してみようかな、という人にはブッカーズメーカーズマークがおすすめですが、ある程度バーボンを飲みなれた人が飲むとまた違った楽しみ方があるかも知れません。

クレイモア

クレイモア

むしゃくしゃしてやりました。ともぞうです。

ということで今日紹介するのはブレンデッドウイスキー、クレイモアです。

キーモルトはスペイサイド・ウイスキーの異端児、クラガンモア。かなり個性的なウイスキーで一般受けはしないが不動のファンがいるとのことです。出会いは去年のクリスマス・・・妻からのプレゼントです。

あくまで再現なので中は無くなっています。あとは妻がこれを見ないことと、Google先生に怒られないことを祈るばかりです。

クレイモア 名前の由来

クレイモアはCLAYMOREと書きます。Clayは粘土という意味でそれをmore、つまり「もっと粘土をくれ」という意味に思われがちですが、名前の由来はゲール後ですごい剣という意味。

両刃の両手剣でハイランドの騎士たちに愛用されたとのことです。まあ日本酒に日本刀の名前を使うようなノリでしょうか。

クレイモア 味わい

味わい自体は、ヨードっぽさの香るスコッチ然としたウイスキーです。香り、刺激は中庸で、ほのかな麦の甘みと塩っぽさが香る味わい。かすかに草の香りも。また、後味はかなりのスモーキーさを感じます。ストレートで味わったならば、酸味は少なくやや苦い印象も。

価格は安めですが、クヲリティはなかなかのもの。ただ日本人の味覚で言うとややクセがある。まあスコットランド人にとってはこれがないと物足りないのだと思います。

ジャパニーズウイスキーよりも断然スコッチ派の人やヨード臭・塩っぽさが好きな人には好まれるんだろうなあと思う一方、(日本人にとって)クセの少ないジャパニーズウイスキーやティーチャーズなどが好きな人にはあまりおすすめしません。印象はホワイトホースなどが近いかなという感じもしますが、しばらく飲んでないので定かではない。

まとめ

生い立ちからしても実にスコッチらしいブレンデッド・ウイスキー。1000円ちょいのウイスキーとしてはスモーキーフレーバーが最強クラス。1つの選択肢としてはありだと思います。私の場合で言うと、ハギスを食べるときにはこれが飲みたい。まあハギスを食べたことはありませんが。

2017.3.20 追記

ロックにしてみたところ、酸味と甘みが引き立ってなかなかいい感じに。味が強いのでロックにしても腰砕けになるということはありませんでした。ストレートでイマイチと感じた方はロック、もしくはロックにちょい水を足すと飲みやすくなると思います。

ワイルドターキー

ワイルドターキー

お久しぶりです、クリント・イーストウッドです。年末年始の暴飲が祟り、すっかりブログが滞ってしまいましたが今年も書いていきたいと思っておりますので1つ宜しくお願い致します。ワン・プリーズ(ひとつよろしく)。

ということで今年のトップバッターはバーボンのワイルドターキー無印版です。

ワイルドターキーの由来は、野生のターキー(七面鳥)の狩りに出かけたハンターが自家製のウイスキーを持ってきた、それがこのバーボンだったということだそうです。七面鳥ということなので本来ならば去年のクリスマスにピッタリの話題でしたが、完全に時期を逃してしまったようです。

ワイルドターキー8年ものを数年前に飲んだことがあるのですが、同価格帯で唯一、竹鶴12年より旨いかも、と思った記憶があります。当時はワイルドターキー8年で2,000円程度だったのですが、現在は若干値上がりしているようですね。

ワイルドターキー 味わい

まず香りを確かめたならば柔らかみのあるモルトの甘い香りを感ず。微かに酸味とスパイシーさを感じます。バーボン!って感じはないですが、バーボンです。

口当たりは柔らかで甘みを感じますが直ぐに酸味とスパイシーさが追いかけてきてそのままフィニッシュ。後味はかなりスッパイシーです。ワイルドターキーは優しい味わいのイメージがありましたが以外とピリッと来ます。バーボンという雰囲気はやや弱いのですが、美味いバーボンを目指したというよりは美味いウイスキーを作ったらこうなった、というような感じがします。

次にやや加水。グラスにポチョンと水を垂らして味わうと酸味とスパイシーがすっかり鳴りを潜めて甘い味わいが目立つ感じに。ただ甘みの方も後退し、やや味が薄い。良く言えばクセが少なく飲みやすい。また、チョコレートのような甘みを感じるのでつまみが欲しい時はビターチョコが合うのではないかと思います。

ワイルドターキー メーカーズマーク 飲み比べ

手元にあったバーボン、メーカーズマーク レッドトップワイルドターキーを飲み比べて見ました。色はメーカーズマーク レッドトップがやや濃いですが、大差なし。

まず、香りの立ち方が違います。明らかにメーカーズマーク レッドトップの方が香りが濃い。そして深みあり。バナナか熟したレーズンのような香りにややヨードっぽい香りを感じるのがメーカーズマーク レッドトップ。キリッとした酸味があります。

これを飲んだ後ではワイルドターキーがやや軽く感じられるという価格差を考えれば当然の結果に。

まとめ

価格は約¥1,900ですが、昔はワイルドターキー8年が¥2000で買えたことを考えるとどうしても割高な印象になります。これならいっそ¥700足して、ワイルドターキー8年にした方が満足度は高いと思います。何はともあれ他のバーボンとは少し毛並みの違うこのバーボン。バーボン好きなら抑えておきたい一本です。

ブラックニッカ ブレンダーズスピリット

ブラックニッカ ブレンダーズスピリット

ブラックニッカ ブレンダーズスピリットの発売日に風邪を引いてしまった間の悪い、ダメ人間のともぞうめでございます。

風邪も治ったことなので、満を持してレビューしたいと欲す。

ブラックニッカ ブレンダーズスピリット 味わい

まず瓶から立ち込める香りを確かめると、甘くて優しいブラックニッカの香りと、ちょっこす「ほろ苦い」チョコレートの香りを確認することが出来ます。香りは確かに、現行の「ブラックニッカシリーズ」そのものです。

グラスに注ぐと、色は濃すぎず薄すぎず、自然なウイスキーの色合い。

グラスを振って香りを確かめると、ややアルコール感を伴う酸味、草(ハッパ)を思わせる複雑な香りが立ち込めます。2分放置して、再び香りを確かめると、芳醇でまろやかな香りに変化。かすかに「ピート」「ヨード」の香りも感知できます。

まずはストレートで試してみます。

一口飲んだら結構なインパクト。香りはブワッと来ます。

最初は余市を彷彿とさせる、濃い甘みを感じ、これでもか、といういうくらい鼻腔を刺激した後、やや苦味を感じるフィニッシュ。アルコール感は少なめで、ストレートで飲んでも、さほど気にならないレベルです。

ボディはミディアム〜やや軽め。オイリーさはなく、すっきりとしています。

次に少し加水したところ、香りが開き、甘みと酸味が際立ちます。

やや時間を置くとレモングラス。キュッとした酸味があります。

酸味のある柑橘類を思わせる味わいで、やや爽やかなフィニッシュへと変化。最初に感じた「ほろ苦さ」はやや鳴りをひそめる。と思えば、また出てくる。ヨードの香りもやや検知。再び味わうと、後味の印象はビターチョコ。

一口一口で、感じる味わいが変化します。これほどめまぐるしく印象が変化していくウイスキーは初めてです。

ブラックニッカ ブレンダーズスピリットとブラックニッカ スペシャルとの飲み比べ

ちょうどブラックニッカ スペシャルを飲んでいたところなので、飲み比べてみます。色は若干ではありますが、ブラックニッカ スペシャルの方が濃い。

左がブレンダーズスピリットで右がブラックニッカ スペシャル

左がブレンダーズスピリットで右がブラックニッカ スペシャル

まず香り。

系統は同じですが、ブレンダーズスピリットのチョコの香りが際立つ結果に。逆にブラックニッカ スペシャルの方はヨード臭が目立ちます。

味はブラックニッカ スペシャルのカラメルのような荒削りな甘み、塩辛さなどやや荒々しい味わいが目立つ。

逆に言えば、ブレンダーズブレンドはスペシャルの角がとれた、成熟したウイスキーとも言えます。まろやかですがスパイシー。ブレンダーズスピリットはそんなウイスキー。ブラックニッカ スペシャルをその後に飲むとよりスパイシーで、ややアルコール感が目立つ。

ブラックニッカ スペシャルレビュー

ブラックニッカ ブレンダーズスピリットとフロム・ザ・バレルとの飲み比べ

時間が立ってますが、ちょうどニッカの魂 フロム・ザ・バレルを少しだけ残しておいたものがあったので飲み比べ。

香りの系統は意外と似ていますが、ブレンダーズスピリットのチョコの香りが再び際立つ。

一方、フロム・ザ・バレルの香りはオーヘントッシャンが如しややすっぱさを感じる香り。

ところが、味わい自体は非常によく似てますね。香りはちょっと違いますが、味の方はほぼ判別不可能。とは言っても、私もそれなりに長くウイスキーのブログを書いているので、ブラインド・テストをやっても50%の確率で正解する自信はあります。

何故か一日おいて再び飲み比べたところ、以下同文。ややブレンダーズスピリットの方が塩辛かな、という印象です。

フロム・ザ・バレルレビュー

ブラックニッカ ブレンダーズブレンドとブラックニッカ リッチブレンドとの飲み比べ

飲み比べの為にウイスキーは最後まで飲まず、最後の1口分は残しているのですが、今回は大放出。ブラックニッカ リッチブレンドとの飲み比べです。

香りはやはり同じ系統ですが、リッチブレンドの方は、ややアルコール感を感じます。

味はリッチブレンドの方はややバナナ感のある果物の甘みを感じるのに対し、ブレンダーズスピリットは酸味7、とろみ3割という感じです。

参考:ブラックニッカ リッチブレンドレビュー

ブラックニッカ ブレンダーズスピリット 総括

今回「ブラックニッカ ブレンダーズスピリット」を飲んだ印象は、甘みと酸味が共存し、ある程度ピート・ヨードの香りもする硬派なウイスキーといったもの。

リッチブレンドなどは日本人向けに飲みやすい味わいに仕上げている印象がありますが、ブラックニッカ ブレンダーズスピリットは、ブラックニッカ スペシャルフロム・ザ・バレル同様、分かる人だけ飲めばいい、といったような昔のニッカを思い起こさせる味わいになっています。

ただ、ブラックニッカ スペシャルフロム・ザ・バレルとそこまで大差があるかというと、値段なりといったところ。

「採算度外視で良いものを作った」という感じは受けなかったのはやや残念。

また、目玉の60年ものの原酒を使ったとありますが、私の残念な舌では感知出来ませんでした。従って、何本も買いだめしようとは思いませんが、60年という歴史に敬意を表して1本飲んでおく、という感じでいいのではないかと思います。

2016.11.22
追記:開栓後、しばらく経ちましたが最初感じていた我の強い酸味がやや後退して非常にまろやかな味わいに。なおかつ、良い枯れ感も出てきてさながらワインのような味わいを感じることも。美味しいです。